尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2021年4月

2021-04-30 7:47 AM

category|パーソナルトレーニング

意識性の原則

「筋トレしていてもきちんと筋肉を意識しないと効果が出ないと思う」
とのことで筋トレのみのパーソナルトレーニングにお越しいただいたお客様がいらっしゃいました。
筋トレはやればやるほど筋肉がつくと思っている人が多い中、
筋肉を意識することやフォームの大切さをご自分で気づかれるということは本当に素晴らしいと思います。
そうなんです、筋トレは正しくやらないと単に体が疲れるだけで時間の無駄になります。
筋トレには練習が必要です。
私たちトレーナーが存在する理由はここにあります。
どこに効いているかを意識せずに筋トレすると筋肉を鍛えることができないだけでなく関節などを痛めてしまう可能性があります。
筋トレに限らずトレーニングには様々な原則があります。
本日のブログタイトルの意識性の原則もその一つです。
GW期間中にその原則もご紹介してまいります。
本日はBMC会員の皆様の練習にご活用いただきたい動画を撮影してまいります。
練習参考動画はもうしばらくお待ちください。
吉沢陸

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2021-04-28 8:27 AM

category|コーチング

ちょっとしたコーチングテクニック3

BMCでご提供するサービスの中にコーチングがあります。
対面式やオンラインでコーチングを行っていますが、言葉自体は知られるようになったもののその内容をご存知ない方も多いと思いますので、こちらのブログでちょっとしたコーチングテクニックをご紹介してまいります。 
前回も”自分で考える力を身に付ける”ちょっとしたテクニックをご紹介しましたが、今回もテーマは同じで、自分で考える力を身に付けるテクニックをご紹介します。
部下やお子様に”自分で考える力を身に付けてもらいたい”とお考えの方は、騙されたと思って一度お試しください。
本日は、

『それが本当にベスト(最良)なのかを考える』

です。

ある日のジュニアクラスでのことです。3年通っている生徒がウォーミングアップの筋トレをやり方が間違っていたので、正しいやり方を伝え、忘れないためにノートに書くように指導しました。

ノートを手に取ったものの一向に何も書こうとしないので、「どうした?」と聞くと「筋トレの名前を忘れました」との返答。

「度忘れは誰にでもある。でも、3年間来る度にしている筋トレの名前を忘れるのはあかんやろ。思い出してごらん。忘れかかった時や忘れていることを思い出した時に強く記憶に残るから」と伝えたところ10分経っても20分経っても思い出せないのかノートに何も書こうとしなかったので「“あいうえおかきくけこ”と頭文字を言っていけば思い出すんじゃない?」と提案したところ固まりボーっとしていたので、「答えを教えてもらった方がいいか?自分で思い出した方がいいか?」と聞くと「教えてもらった方がいいです」と答えました。

「自分で思い出します」と言ってもらいたかったですが、その言葉は出てきませんでしたので私は「思い出した方が記憶に残ると言っているのだから、思い出す方を選びなさいよ」と言い思い出してもらうことを促しましたが、その生徒は結局40分経っても思い出すことは出来ませんでした。

(思い出すだけで時間を使いレッスン中は何も出来ませんでしたのでサンドバッグで自主練をするように伝えたところ自主練はして帰りました)

今の学校でこのやり方をするとアウトです。(ですから先生は直ぐに答えを教えるか、答えられなくてもスルーしてくれるので多くの人が幼少期に考える時間が奪われてしまっているのではないかと考えています)私も答えを伝えた方が良かったのか?と考えさせられましたが、日頃からその生徒は「本当にこの方法がベストなのか?」「これのベストな方法は何なのか?」「これのベストな状態はどういったものなのか?」ということを考える習慣がないのではと思いました。

前回の自分で100点満点中何点か?ということを聞くことに似ていますが、コーチングのテクニックに中に日頃から

「本当にこの方法がベストなのか?」

「他に選択肢がないか?」

という質問をする手法があります。

とにかく自分で考えて答えを出せるようになることが非常に重要です。

「本当にこの方法がベストなのか?」

「他に選択肢がないか?」

その答えが

「ベストじゃありません」

「分かりません」

という返答しか出ないのであれば、(多くの人がこの答えで止まります)

「今出来ることは何?」

と質問を変えてみてください。

そして、それでも答えが出ない、分からないという場合は、

さらに質問を変えて

「今出来ること3つ言ってみて」

それも言えないのであれば、

「今出来ることを1つ言ってみて」

と聞いてみてください。

「今出来ることは何?」

と聞くよりも3つあげてもらう方がより深く考えを促すことが出きますが、3つ答えることが出来ない人には、1つでもいいので自ら答えを出すようにしてみてください。

私たちは、考える時間を奪い、答えを教えすぎている節があります。

質問を変えても何一つ答えが出ないこともあります。

コーチングは、1回で出来るものではありません。
質問をしても全く答えが出ない日が続くことも当たり前のようにあります。
長い目で見て、習慣づけることが大切です。

答えが出るようになってきた時に、物事を俯瞰的に客観的に見ることが出来るようになり、多角的に分析し判断する力が生まれます。
何がきっかけになるか分かりませんので是非いろいろとお試しください。
次回に続きます。
吉沢陸

2021-04-27 8:48 AM

category|空手

比べるなら一番上手な人と比べないと

いつの時代からか「人と比べなくていい」ということが重要視されるようになりました。

それは、劣等感を感じて自分に自信をなくさないためということが主な理由ですが、

スポーツをするのであれば、この考え方は不必要です。

比べなくていいのであれば、勉強にもスポーツにも順位や勝敗をつける必要がありません。

対戦ゲームも必要ないと思います。

精神的に弱っている時期やネガティブ思考にどうしてもなってしまう性質の人には、人と比べることはないよと言ってあげた方がいいと思いますが、

スポーツをするなら、その場にいる一番の上手な人と比べないと。

動画の動きはこの2人の生徒にこの日に初めて教えたコンビネーションです。

周りのメンバーが見てどう思ったのか?そもそも見ていたのか?

「あの人たちは凄いなあ」

「自分は始めたばかりだから」

「自分たちには関係ない」

と思わずに

「自分たちも早くあの練習がしたい」

と思ってもらいたいです。
吉沢陸

動きが出来ることが当たり前で動いている相手、必死に反撃してくる相手に当てることが出来なければ何の意味もありません。攻撃が当たっても倒すことが出来なければ何の意味もありません。このスピードでもギリギリ合格ラインです。