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唯一の自慢

東京オリンピックで昨日まで日本人選手が12個のメダルを獲得し、盛り上がっている柔道ですが、皆さんは柔道着のカラーは昔は白だけであったことをご存知ですか？
写真は私が22歳の時の写真です。
世界で初めてカラー道着を作ったのがミズノでカラー道着世界初のモデルは実は私でした。
このカタログはアトランタオリンピックの会場にも置かれて、その次に行われるシドニーオリンピックからカラー道着が公認になりますと告知され、新聞の記事にも載せていただきました。
柔道がカラー道着になったのは、見ている人が分かりやすい、審判の誤審をなくすことを目的として、一番映える色として青が選ばれたそうです。
選手のゼッケンの番号が少ない方が青を着ることになっています。
それまでは白の道着だけを準備すれば良かったのですが、選手は白も青も準備する必要があるので選手の負担は少し増えました。
私に自慢できることはほとんどありませんが、カラー道着のモデルを世界で初めてしたということが唯一の自慢です。
ちなみにこのカタログを直ぐになくしてしまい、証拠がなくなっていたのですが、7年程前に元ボクシング世界チャンピオンの六車卓也さんが、このチラシをＢＭＣに持ってきてくださったこともちょっと自慢です。
（当時、六車卓也さんはミズノの社員で過去に私がモデルをさせていただいたことと紛失したことを伝えたところわざわざ持って来てくださいました）
オリンピックはまだまだ続きますが、皆さんも是非オリンピック観戦をお楽しみください。
スポーツの素晴らしさと人の持つ無限の可能性を感じてくださる人が増えてくださると嬉しいです。
吉沢陸

裏方を見ることが出来る楽しさ

先日の午後のＢＭＣはプロレスのリング練習会でした。
リングの組み立ては本当に大変なんです。
大人5人でも1時間～1時間30分程かかります。
昨日は6人で設営しましたが1時間30分かかってしまいました。
部品一つ一つが重いので練習をする前にリングの組み立てで既に汗だくになります。
しかし、このリングの設営は苦痛ではありません。
子供の頃に夢見ていたプロレスの世界の裏側を見ることが出来るので、プロレス関係者になれている（関係者と言うかプロレス団体の代表でプロレスラーなのですが）ことを実感して嬉しくなります。
私たちはプロレスラーだけでなく、プロレスに関わるだけで嬉しいという方も大募集しています。
プロレスには、レフェリー、タイムキーパー（ゴング係）、音響と実にたくさんのスタッフを必要とします。
プロレスをすることに興味がなくても、プロレスに関わりたいという方も是非一度私たちの練習をご見学ください。
マスク・ド・ガサキ（吉沢陸）

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