尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2021年12月

2021-12-20 8:07 AM

category|空手

志道会ジュニア空手 十字型

先日、入会して2回目のレッスンで十字型の順番をほとんど覚えてくれていた生徒がいました。
家で動画を見て練習してくれているそうです。
素晴らしいですね。
ジュニア空手メンバーには、一日も早く一番簡単な型、十字型を覚えてもらいたいです。
年々、子ども達のお手本を見て真似をするという能力が低下していることを指導の現場で痛感します。
10年前の子ども達は、3歳でも幼児でも半年も通っていれば十字型の動きの順番くらいは覚えることが出来ました。
何年も通っていながらレッスンのはじめに行う準備体操を覚えることが出来ない、構えが出来ないという生徒が非常に多いです。
体操やミットの持ち方でさえも目の前でお手本を見せても、自分の間違いやお手本との違いが分からない生徒も非常に多いです。
私は、この事実は学校だけでなく、国を挙げて改善すべきことだと思っています。
「今どきの子はそうだよ」
と無責任なことを言う人もいますが、いつまで経っても簡単なことが出来ないのであれば、お稽古事だけでなく、何を学習しても全く意味がありません。
日本の未来も明るくありません。
「どうしてでしょう?」
とたまに聞かれますが、それは練習していないか、練習が間違えているだけです。
先日、何年も通っていながらはじめの体操を全く覚えていなかった生徒がようやくYOUTUBEにアップしている準備体操の動画を見て練習してきてくれました。
私が毎週YOUTUBEを見るように言い続けていましたが、毎回顔を合わせるたびに動画を見て練習したかを確認すると「見ていません」と答えることを続けていましたが、ようやく見て練習してきてくれました。
まだ3分の1程しか覚えていませんんでしたが、一歩進みました。
やった練習は嘘をつきません。
やった努力は嘘をつきません。
出来ないんじゃあないんです。
やらないだけなんです。
先生が怖いから意識が飛ぶ、先生が怖いからボーっとしてしまうというのは、言い訳以外の何ものでもありません。
怖くて意識が飛んだりボーっとするのであれば、いくつになってもパパやママに手を引いてもらわないと外を歩くことも出きませんし、危険の伴う自転車などには絶対に乗ってはいけません。
街中の方が怖いことがたくさんありますから。
ジュニア空手に通うメンバーで十字型をまだ覚えていないお子様の保護者の皆様にはこちらの動画を必ずお見せいただけますようお願い致します。
一度、家で十字型をするところを見てあげてください。そして動画と比べてください。
十字型は41秒で終わります。
毎日出来ないはずがありません。
お稽古事を楽しくするには、出来ないことを出来るようになる以外にありません。
以前は週に1回しか練習に来ていなくても黒帯になる生徒がいましたが、今の時代の子ども達は毎日空手に意識を向けることをしないことには上達はないと思います。
保護者の皆様、どうぞよろしくお願い致します。
吉沢陸

 

 

 

 

2021-12-19 8:43 AM

category|日記

ジュニアクラスの「分かりません」禁止

幼児期のお子様は、何にでも「なんで?」「どうして?」を繰り返し質問するようになる時期がありますよね。
(今の子どもにはないのでしょうか?)
些細なことでも気になり何でも質問することは、親御さんとしては困ることもあると思いますが、これは非常に良いことだと思っています。
この『なぜなぜ期』のこどもは、ある意味、最も自発的に学びを欲していると言えると思います。
なぜを繰り返して、目の前に起きていることの根本原因を見つけ出そうと努めることこそ、勉強、スポーツ、仕事と全てにおいて上達の基礎となることは間違いありません。

 
でも、その「なぜ、なんで、どうして」はいつからなくなるのでしょうか?

 
BMCに通ってくれるジュニアメンバーのほとんどが、私が「どうして出来ないと思う?」「何で上手くいかないと思う?」「どうすればできるようになると思う?」という質問をするとほとんどの生徒が、即答で「分かりません」と答えます。
私が「考えてごらん」と更に続けても「分かりません」と答え、10分経ってもその答えを仮説でも見つけることが出来ません。
そして、高学年でも嘘泣きを始めます。

 
私はジュニアメンバーに考える力を育んでもらいたいと思い質問をしますが、中には叱られていると受け取る生徒もいます。
しかし、根本的な理由が分からない間に上達はありません。
人からやり方や答えだけを教えてもらっていては、自主性や思考力が育まれることはありません。
10年前の子ども達は、あてずっぽうでも直ぐに答えを次々に応えていました。
どちらかと言えば、正解が出るまで答え続ける生徒がほとんどでした。
もちろん私の指導法は変えていません。
どちらかというと今の方が甘いくらいです。
何でもかんでも「分からない」と即答するのは、考えることを拒否しているようにしか感じません。

 
時代が違うと言われるとそこまでですが、私が若い頃は、トヨタ式の『5つの何故』を考えることが成長の基本と指導されてきました。
1つの問題に対して「なぜ?」と疑問を持つことで、その問題を引き起こした要因を見つけ出し、さらに「なぜ?」とその要因を引き起こした要因を探します。
それを何度も繰り返す(最低5回)と、問題の根本的原因が分かり、対策を立てることが出来るというのがトヨタ式5つの何故です。
冒頭に書いた、で大人が何か言うたびに子供が「なんで?どうして?」と質問攻めする様子に似ていますよね。

 
今の時代は学力ではなく、思考力の時代です。
とにかくBMCのジュニアメンバーには、「分かりません禁止」と声を大にして伝えていきます。
大人達は、子どもが単語や稚拙な話し方をしても、先に「こういうことがいいたいんだろうな」と理解が良すぎます。
子どもが話す前に「ああ、ようはこういうことね」と子どもが話さなくてもいいようにしてしまっています。
子どもに質問しても代わりに親が答えてしまう保護者の方も多いです。
このことが子ども達の語彙力や説明力、コミュニケーション能力を育てる邪魔をしていると感じます。
お子様がジュニアクラスに通う保護者の皆様には、ご家庭でも「なぜ?どうして?」と日頃からお子様に質問を投げかけていただけますよう、お願い致します。
吉沢陸

2021-12-18 8:24 AM

category|ボクシング

久しぶりに実戦で盛り上がりました

動画は今週の木曜日のBMCのボクシングのレッスンです。
私の後輩の自衛官(レンジャー部隊の先生)が若手自衛官を4人体験レッスンに連れて来てくれました。
滅多にしませんが、この日は私が4人の若手自衛官と軽くマススパーリングをしました。
残念ながらその時の様子は動画撮影していませんが…。
キックボクシングが強くなるためにはパンチの技術が必要です。
総合格闘技で勝つためにも寝技だけでなくパンチの技術が必要です。
護身術をするにしてもパンチの技術を知っていなければ、自分の身を守ることが出来ません。
(殴りかかってこられる相手の対処法を知らないと護身どころではありません)
どの武道・格闘技・武術を学ぶにしても必ずパンチの技術は必要です。
パンチの技術だけに特化した格闘技がボクシングなのですから、多くの方にもっとボクシングのレッスンにご参加いただきたいです。
一か所でいろんな武道・格闘技・武術を学ぶことが出来るのがBMCですから、BMC会員の皆様にはたくさんのレッスンにチャレンジしていただきたいです。
吉沢陸

 

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