2022-03-16 12:49 PM
category|音楽
何事も楽しめるようになるまでは時間がかかります
ギターの新しいカポを購入し、朝からジムで弾き語りで熱唱していました。
純恋歌、君はロックを聴かない、裸の心、キセキを歌った後に徹子の部屋に出演されていた、押尾コータローさんの演奏を聴くという音楽中心の半日を過ごしていました。
ギターに限らず、楽器は何でも無茶苦茶難しいです。
押尾コータローさんですら、ギターを買って、難しすぎるので1日で辞めたそうです。
それを聞いた友達が「中途半端は良くない」と叱ってくれて、毎日教えてくれ、1日5分だけ練習をしたそうです。
それが習慣化され、練習時間が10分に増え、30分に増えとどんどん増えていき今に至るとのことでした。
私がBMCに体験に来られた方に良くお伝えすることがあります。
「語学を始めたとしても、初めからペラペラに喋ることなど出来ません。」
「楽器を始めたとして、初めから演奏できる人はいません。演奏どころか音もでません。」
「何事もプロが存在して、それで生活している人がいるのですから簡単に出来ることなど一つもありません。」
というこの3つです。
何事も楽しむためには、楽しめるようになるまで必死に努力する必要が必要です。
多くの人が、直ぐに諦めて楽しいと感じる前に辞めてしまいます。
これは楽器もスポーツも同じだと思います。
特に武道・格闘技・武術は何故か簡単に出来ると思われがちで、体験に来られた方が「思ってたより難しかった」「全然出来なかった」とショックを受ける方が多いです。
どうして簡単に出来ると思われてしまうのか分かりませんが、世の中が「誰でも」「簡単に」というものが増えすぎていることも理由の一つだと思いますし、
簡単に出来ることしか選ばない人が増えていることも理由の一つだと思います。
誰でも簡単に出来ることに価値がないとは言いませんが、どうせするなら、出来る人が少ないことの方が努力する価値が高いと感じます。
「難しいからこそ楽しい」「簡単に出来ないからこそ学び甲斐がある」
というものを追求していきたいですし、BMCにもそのような会員さんに増えてもらいたいです。
吉沢陸