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これって真実だと思います

これって真実だと思います

東京大学の脳研究者である池谷裕二教授の興味深いインタビューを見つけました。

それは、「やる気」についてのインタビューです。

池谷教授曰く、

『“やる気”という言葉は、“やる気”のない人間によって創作された虚構なんですよ。
人間は、行動を起こすから“やる気”が出てくる生き物なんです。
だから、面倒な時ほどあれこれ考えずに、さっさと始めてしまえばいいんです。
「やる気を出すにはどうすれば…」
と考えるだけで行動しないことは、時間の無駄でしかありません。』

とのことです。

これって真実ではないでしょうか。

私もそう思います。
吉沢陸

常に一定であること

動画は先々週のＢＭＣのジュニア空手のレッスンです。
こちらは演武用の練習で実際に組手で使るものではありません。
もう2年間組手大会を開催していませんのでこの技術を誰かに披露することはありませんが、一所懸命に練習してくれています。
「試合がないからやる気が出ない」
と言って辞めていったメンバーがいましたが（本人ではなく親御さんがそう仰っていましたが）、試合がないと何かないと、やる気を出さないというのは問題です。
（今、試合をしたところで白帯がボコボコにやられる単なる残酷ショーになるだけですし、試合がなくても上級生を倒すこと、帯を上げることを目標にしない時点で向上心はありません）
私は、23歳で網膜剥離で現役引退し、その後25年経ちますが、やる気がなくなったり、やる気を出すことをやめたことなどありません。
もちろん試合などもにも出ませんし、私を叱ってくれる、指導してくれる人もいません。
でも、まだまだ「もっともっと強くなりたい」という気持ちが失せることはありません。
やる気に波があることは大問題です。
やる気だけに限らず、気分屋さんが誰かから応援されることも支援されることもアドバイスしてもらえることもありません。
ＢＭＣジュニアメンバーには、
『常に一定であること』
の大切さを学んでもらいたいです。
私が子供の頃は帯を上げることも試合に出ることもほとんど興味ありませんでした。
興味があったのは、私の師匠（館長）を倒すことだけでした。
吉沢陸

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