動画は先週の土曜日のBMCのジュニア空手のレッスン中の組手です。
つくづく思うのが、
『何をするかではなく、誰とするか、どこでするか』
ということです。
この日に私に組手して欲しいと言ってきたのは、たった一人でした。
私が忙しそうに見えて遠慮したというのであれば、せめて毎週残って練習している黒帯に組手をお願いすべきです。
自分より強い相手と組手する生徒は、帯はともかく組手は確実に強くなっています。
強くなりたいなら自分より強い相手と練習しないと、自分より強い相手と組手しないと。
人に「やりなさい」と言われてしている内は全く強くなりません。
強さとは自ら勝ち取っていくものですから。
BMCジュニアメンバーも北京オリンピックを見て、世の中にどれだけ凄い人がたくさんいるのか、凄い人たちがどんな努力しているのかを知ってもらいたいです。
この日は、約半数のメンバーに考える習慣を身に付けてもらいと思い、ある質問をしましたが、ほとんどのメンバーは一言も発することはありませんでした。
(結局、黙ったままで60分が終了すると思ったので途中から筋トレしてもらいましたが、これも本当はダメなのだと思っています。子ども達は「よっしゃ、まただんまり決め込んでもそのまま終わったぜ」「答えなくてもいいなら考えなくていいじゃん」と思っているメンバーもいるかもしれません)
この日は最後に「ゲームももうするな。YOUTUBEのしょうもない動画ももう見るな。そんな時間あるなら練習しなさい。」
と伝えました。
(今まではゲームするなYOUTUBE見るなとは言わないけど、ちょっとは強くなることに意識を向ける時間を持って、少しでもいいから練習しなさい、と伝えていましたが、未だに腕立て伏せ、拳立ても1回も出来ないメンバーを見るとこう言わずにはいられませんでした)
「~やってみた」のようなしょうもないYOUTUBE動画を見ていても強くもならないし、自分の人間としてのレベルは上がりません。
水色帯メンバーに「いつ昇段試験受けるの?」と聞いても「決めていません」という生徒もいました。
これでは上達するはずがありません。
あれほど毎週のように「いつまでに、という期限付きの目標をつくらない者は強くなることはない」と言っても響いていないようです。
BMCの武道・格闘技クラスに参加するジュニアメンバーには、もっと強さを求めてもらいたいです。
口では「強くなりたい」と言っていながら練習しない子どもは、本当は強くなりたいと思っていません。
本気で昇段試験なしの空手道場にしようか考えさせられます。
今の生徒達に帯を上げたいという気持ちはないと思います。
昇段試験がなくなれば今以上に意識は下がると思いますが、どうすれば良いか考え今週中に答えを出します。
吉沢陸
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