動画は、今週の火曜日のBMCのジュニア空手の組手です。
ごく稀に、
「怪我をしないか」
と気にされる方がいらっしゃいます。
何度かこちらのブログでも書いたことがありますが、
日本のスポーツにおいて、最も怪我が多いスポーツは、格闘技や武道、ラグビー、アメフトといった、
コンタクトスポーツではなく、意外な結果となります。
1位バスケット、2位サッカー、3位野球
という順番になります。
これは、人口も関係していますが、自分の体よりもボールの方が大切になってしまうスポーツの方が怪我が多いです。
私も指導歴28年の中で、生徒が練習中に大きな怪我をしたということは、ほとんどありません。
誤って攻撃が目に当たる、膝同士がぶつかる打撲等はあります。
BMCで行っているクラスで、
「絶対に怪我をしないクラス」
というものはありません。
免疫不全や栄養不良な状態であると、簡単に骨折します。
また、年々、学校体育も減り、子ども達の運動習慣も少なっており、
その結果、身体能力は衰え、体自体が弱くなっていっているので怪我のリスクは年々高くなっています。
スポーツをするということは、ある意味、
『怪我の覚悟をする』
ことでもあります。
驚かれるかもしれませんが、くしゃみをしただけで肋骨が折れたという子どもも存在します。
もちろんBMCの生徒ではありません。
くしゃみは、自分の体重の約10倍の負荷が肋骨や背骨に加わります。
怪我が怖いのでスポーツをしないというのであれば、体が強くなることや怪我から自分の身を守ることはいつまで経っても身に付くことはありません。
普通に歩いていても、事故に遭ったりして、怪我を絶対にしないということはありませんしね。
スポーツ中の怪我は、練習のし過ぎ等の使い過ぎ症候群、疲労骨折等でなければ、
チャンレンジした証です。
吉沢陸
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