尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2021-02-12 8:29 AM

category|今日の健康情報

コロナフレイル

BMC会員の皆様は、
“フレイル”
という言葉をご存知でしょうか?
フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、
「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。
その定義は、
「健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のこと。しかし、適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ状態」
です。
かなり高齢者向けに使われる言葉でしたが、最近では、
“コロナフレイル”
という言葉も使われているようです。
コロナフレイルとは、
「心身の活力(筋力、認知機能、社会との繋がり)が低下した状態」
です。
外出自粛、テレワーク等で高齢者だけでなく多くの方の体力が低下しているとのことです。
特に人々の歩く量は日本全体でも著しく低下しているそうです。
運動不足による体力低下は、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧、骨粗鬆症、サルコペニア等の生活習慣病の原因となります。
コロナウィルスに感染し重症化する人は、肥満や生活習慣病等の持病のある方が多いようです。
自粛自粛とは言うものの、このままでは多くの人がコロナが終息した頃には、何らかの病気になるのではと危惧しています。
今こそ大切なことは、運動することです。
家の中で足踏みするだけでも運動になります。
運動をすれば体力が低下することもなく、気分も前向きになります。
BMCに関わる全ての皆様には、コロナフレイルなど関係ない生活をお送りいただきたいです。
吉沢陸