日頃からジュニアメンバーに、
「早く来たのならここでしかすることが出来ない練習をしなさい」
と伝えいますが毎回どこでも出来る適当なシャドーボクシングしかしない生徒が多いです。
具体的に、
「ここでしか出来ない練習は、ここにしかない道具器具で練習すること、仲間と一緒にミット打ち、約束組手などの練習をすること、先生に教えてもらうこと」
と話してもボーっと立ち尽くしている生徒が多いです。
そして練習の始まる時間になってから仲間に声掛けをして結局何もしないという生徒が多いことが何年も前から続ています。
また、
「レッスンが終わったら、1分でいいから10回だけでもいいから、サンドバッグを蹴ってから帰るように、1回でも多く人より練習しなさい」
と伝えても何もせずに変える生徒が多いです。
ご家庭のご事情や次の習い事等で本当に直ぐに帰らないといけない生徒もいると思いますが、10回蹴るくらいの時間はあるのではないでしょうか?
何もせずに居残り練習をしている上級者の近くに座っているだけの生徒もいます。
(上級者の練習を見ている訳ではありません)
「自主練した方が上手くなると思わない?」
という質問には、
「そう思います」
と答えるものの自主練することはありません。
帯がどんどん上がっていく生徒、上達する生徒は、レッスン前にもレッスン後にも自主練をしっかりします。
動画の彼は、レッスン後には40分~60分の自主練をしています。
レッスンのない日にもジムに来て一人で自主練しています。
大人でも三日坊主の人の方が多く、自主練を続けることが出来ない人の方が多いので、子ども達に「自主練しなさい」と言ってもする生徒は少ないと思います。
ジュニアクラスにご参加の保護者の皆様には、ご家庭でも自主練することの重要性、毎日コツコツすることの重要性、目標を意識することの重要性、何のためにしているのか?お稽古事とはどういうものなのか?をお子様にお伝えしていただければ幸いです。
どうせやるなら上達していただきたいですし、強くなっていただきたいです。
毎回、組手で上級者にボコボコにやられても、その悔しさを翌週まで覚えている生徒は少ないです。
私の力不足ですが、週に1回60分の関りでは、なかなか実行に移すところまで指導が難しくなっていると年々痛感します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
吉沢陸
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