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スノップ効果

私は、子供の頃から人と同じことをすることが嫌いです。
と言いながら、流行のものをチェックする一面もあるのですが…。
緊急事態宣言でリモート、オンラインレッスン等で一気にその知名度を上げた
“ZOOM”
を私も使用することになりました。
ZOOMは猫も杓子もという感じでしたし、セキュリティ面で不安があるとのことでしたので使っていませんでした。
今までは、LINEやSkypeのテレビ電話を使っていて、それで十分だったこともありますが、ある企業とのビジネスで使う必要が出てきました。
私は、スポーツ施設専門アドバイザーのお仕事もさせていただいいています。
そのミーティングで、ZOOMを使うことになりました。
冒頭の、
「人と同じことをするのが嫌い」
というのは、
“スノップ効果”
と言います。
スノップ効果とは、１９５０年にハーヴェイ・ライベンシュタインという方が
提唱した心理効果です。
ハーヴェイ・ライベンシュタイン氏はアメリカの経済学者です。
このスノップ効果は、ビジネスシーンでたまに聞くことがあります。
ビジネスでは、商品やサービスの差別化を謳うことで販売促進を図る時に使われます。
簡単に言うと、
・人と同じものを嫌がる心理
・他の人とは違うものを使って、自分を差別化したがる心理
です。
例えば人と同じ服を着ていて、
「あっ！同じじゃん！」
と嬉しくなる人もいれば、
「う～わっ！何で同じやねん！」
と嫌な気分になる人もいます。
スノップ効果は、もちろん後者になります。
既製品で十分魅力的なのに、カスタマイズしないと気が済まない人も同じです。
スノップ効果の意識の強い人は、
・自分は特別な存在でありたい
・自分を他人に認めさせたい
という欲求を強く持っている人です。
私にもある心理です。
悪い方にも働くこともあり、良い方に働くこともあります。
でも、これが強すぎる人は、問題ありです。
何事も自分流でやろうとして、結局何事も成就しない。
要は素直でないことと紙一重でもあります。
私も紙一重なんですけどね。
良い方に働くと、自分をオンリーワンの存在にまで成長させようとしてくれます。
BMC会員の皆様も、ご自分でスノップ効果があると感じる人は、
ご自分が悪い方向にいっていないか、良い方向に仕えているのかを是非ご確認ください。
臨時休業期間中は、私たち運動指導業界は、皆、ZOOMを使ってオンラインレッスンを始めました。
ここでは、書きませんが、私は敢えてそれをしませんでした。
それもスノップ効果なのかもしれません。
でも、たぶん私の考えは正しいと思います。
今回ZOOMを使ったお仕事でも、その理由も議題にしようと考えています。
今は、BMCでは、オンラインレッスンをしていませんが、
将来的には、オンラインレッスンをせざるを得ない時代になるとも思っています。
吉沢陸

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ふと思うこと

時代は刻一刻と変化していくのに、
人は本当に変わることを拒む生き物なんだなぁ、とつくづく思います。
私は変化し続けたいです。
変化し続けます。
吉沢陸

ヌンチャク研究中

以前、フィリピン武術（カリ・アーニス・シラット・詠春拳）のレッスン内で
“ヌンチャク”
も導入すると投稿しましたが、指導技術はもちろんすでにありますが、
まだヌンチャク製作を研究中ですのでもうしばらくお待ちください。
ＢＭＣ会員の皆様が使いやすく、怪我のないものをご用意できるまでは、
レッスンに使うことは出来ませんので…。
ちなみに通販などで販売されているモノは、チェーン部分が長くて使いづらかったり、
持ち手の部分が重すぎて、万が一、自分に当たると大怪我をするような代物が多いです。
はじめは、誰もが、自分の顔や頭に当ててしまいますので…。
とにかく、フィリピン武術にご参加の皆様、もう少し時間をいただけますよう、よろしくお願い致します。
吉沢陸