尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2021年2月

2021-02-12 8:37 AM

category|日記

私と武道・格闘技・武術との出会い6

プロレス好きから、空手を始め、顔面パンチあり格闘技への興味というところで前回のお話が終わっていました。

プロレス好きから、UWFというプロレスでもあり総合格闘技でもある団体に強い興味を持つようになり、UWEの興行でシュートボクシングという格闘技の存在を知り、益々、顔面パンチありルールを始めたいという気持ちが強くなっていました。

当時は、格闘技通信という雑誌があり、私は毎月その雑誌を購入し、格闘技への憧れをどんどん強くしていっていました。

そして、その雑誌にはシュートボクシングのジムの”練習生募集”の広告がいくつも掲載されていました。

当時私が住んでいたのは西宮でした。

一番近いシュートボクシングのジムでも大阪で高校1年生の私にとっては、距離的にも会費的(会費は自分で稼いで出していました)にも難しいと感じていましたが、飲食店でのアルバイトの時間を増やし、思い切ってそのジムに通うことにしました。

アルバイトを頑張っていると少しお金に余裕が出てきました。

プロレスラーになりたいという夢はまだありましたので、格闘技の技術を上げつつも、筋肉をつけて体を大きくしたいという欲求もありました。

その年には、シュートボクシングに加えて、ボディビルジムにも通うようになりました。

残念ながら、どちらのジムも今はもうありませんが…。

シュートボクシングのジムに初めて行った日は忘れもしません。

私と同じような年代の人は一切おらず、強面のおじさんたちだけが練習していました。

後々分かることになるのですが、その方たちは、シュートボクシングのジム会長で現役選手だった皆さんでした。
試合前で合同練習をされていたそうです。

会長に「おい、柔軟して縄跳びしとけ」と言われ、訳の分からないまま適当に体を温めていました。

すると一人のおじさんが私に

「おい、リング上がれ」

と言ってこられました。

「あっ、はい」

と言ってロープをくぐってリングに入ろうとしたところ、

「お前!リング入る時は、リングお願いします!やろ!」

と怒鳴られました。

私は心の中で、

「リングに入る時のルールも教えてもらってないのに…」

と思いつつも、

「あっすみません。リングお願いします…」

と言って初めてリングに入りました。

プロレスを見て自分も上がってみたいと憧れていたリングに初めて入りましたが、感激する余韻を感じる間もなく、

「おい、ミット持ったる」

と言ってパンチングミットを持って準備してくださいました。

「ジャブを打ってこい」

と言われ、

「はい、分かりました」

と言って一発ジャブを打ったところ、そのおじさんからもジャブが飛んできました。

もちろんそれまで顔面パンチありルールを全くしたことのない私ですから、まともにジャブを食らいました。

心の中で「痛った~、なにするねん!このおっさん!大体お前誰やねん!」と怒りそうになりましたが、

そのおじさんの威圧感から怖くて何も言うことが出来ませんでした。

「お前、ジャブそんな遅く戻してたら、相手の反撃受けるの当たり前やろ!」

とまた怒鳴られました。

「だから、今日が初めてやっつうの…」と心の中で思いながらも口では、「はい」と答えるしかありませんでした。

そのおじさんは他のジムの会長だったことも後から知りました。

私は心の中で「このおっさん絶対にしばいたるからな」と思いながら初めての練習は終わりました。

そして空手は続けるもののどんどんキックボクシングで強くなりたいという気持ちが強くなっていくのでした。
次回に続きます。

吉沢陸

2021-02-12 8:32 AM

category|日記

ふと思うこと

出来ないことにクヨクヨしたり後悔しないで、出来ることに意識を向けることは大切。

でも、それは、出来ないかったことを最大限努力した時に言えることだと思います。

少ししただけで出来ないと決めつけること程、馬鹿らしいことはありません。

吉沢陸

2021-02-12 8:29 AM

category|今日の健康情報

コロナフレイル

BMC会員の皆様は、
“フレイル”
という言葉をご存知でしょうか?
フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、
「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。
その定義は、
「健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のこと。しかし、適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ状態」
です。
かなり高齢者向けに使われる言葉でしたが、最近では、
“コロナフレイル”
という言葉も使われているようです。
コロナフレイルとは、
「心身の活力(筋力、認知機能、社会との繋がり)が低下した状態」
です。
外出自粛、テレワーク等で高齢者だけでなく多くの方の体力が低下しているとのことです。
特に人々の歩く量は日本全体でも著しく低下しているそうです。
運動不足による体力低下は、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧、骨粗鬆症、サルコペニア等の生活習慣病の原因となります。
コロナウィルスに感染し重症化する人は、肥満や生活習慣病等の持病のある方が多いようです。
自粛自粛とは言うものの、このままでは多くの人がコロナが終息した頃には、何らかの病気になるのではと危惧しています。
今こそ大切なことは、運動することです。
家の中で足踏みするだけでも運動になります。
運動をすれば体力が低下することもなく、気分も前向きになります。
BMCに関わる全ての皆様には、コロナフレイルなど関係ない生活をお送りいただきたいです。
吉沢陸