動画は先週の木曜日のBMCのジュニアキックボクシングのレッスンです。
ジュニキックボクシングメンバーの中には、ダラダラと練習をするメンバーは1人もいませんが、
ジムに早く来た時のレッスン前の自主練でやるべき練習を忘れてしまうメンバーはいます。
毎回、レッスンの最後に行うマススパーリングでローキックを入れられて泣いているメンバーには、
「ジムに早く来た時はペアでローキックの防御の練習をしなさい」
と伝えていますが、一週間経つと忘れています。
今までは、
「早く来た時は何の練習をするんだった?ここでしか出来ない練習だよね。ここにしかない道具で練習する・仲間と練習する・先生に動きを見てもらったりアドバイスをしてもらう練習」
と言って、自分で考えてもらいたいと思い敢えて具体的な内容を伝えていませんでした。
しかし、先日も同じメンバーに「早く来たら何の練習をするんだった?」と聞いたところ黙り込むか「分かりません」という答えが返ってきました。
「いつもローキックを蹴られて泣いてるのは誰?まだ痛い思いしたいの?まだローキックを入れられたいの?…さあ、何の練習をするんだっけ?」
とヒントを出しても答えは出ませんでした。
「分からなければどうするの?忘れているならどうするんだっけ?」
と聞いても涙を流して黙っている状態。
(どうして話しかけるだけで直ぐに泣く子どもが増えてしまったのでしょう。先生が怖いからという言い訳はもうたくさんです。そんな子どもは7~8年前には一人もいませんでした。私に叱られたことのない生徒の中でも「先生が怖いから行きたくない」という子どもも今はたくさんいます。そんな怖がりなら尚更逃げないで強くならないとダメなんじゃないの?と思います)
「じゃあ今日のレッスンはマススパーリングから始めよう」
とマススパーリングをして案の定、そのメンバー達はローキックを入れられて半泣きになっていました。
マススパーリングが終わり、私が「何の練習をしないといけないだっけ?」と聞くとようやく「ローキックの防御です」と思い出しました。
毎週ローキックを入れられて痛い思いをしているにも関わらず一週間で忘れるというのは、まだまだ困っていないのだと思います。
もっと立てなくなるくらいのローキックもらわないと防御の練習をしたいと思ってもらえないのか?
よく分かりませんが、この危機管理能力の低さには警鐘を鳴らしたいです。
年齢は関係ありません。
危険なこと、危ないことを直ぐに忘れるのであれば、街中を歩くにも危険が伴います。
自主性、自分で覚えておくことを学んでいただきたいと思っていましたが、来週からはそのメンバー達には、「さあ、ローキックの防御の練習しよっか」と声掛けしたいと思います。
でも、これは正解なのか分かりません。
ひょっとして、毎回痛い思いをして、自主的に「防御の練習をしたい」と思わない限りは上達はないのかもしれないとも思っています。
練習しても、一週間で忘れてしまうなら習い事の意味がありません。
言われたことを寝たら忘れてしまうのであれば、習い事をする意味がありません。
一週間に1回の練習でも強くなります。
過去には1週間に1回して練習に来ていない1レッスン会員でも空手クラスで黒帯になった生徒はいます。
先ずは覚えておくことをジュニメンバー及び保護者の皆様には重要視していただきたいです。
まじめに練習をしてくれても忘れてしまうなら意味がありませんから。
皆、もっと強くなれ。
吉沢陸
動画のメンバーがブログの内容に該当する訳ではありません。あくまでも先週の練習の様子です。
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