尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2021-07-07 9:14 AM

category|筋トレ

ジュニア空手の準備体操

アルバイトスタッフが土曜日のジュニア空手の準備体操を見て、問題があると感じ営業終了後に「皆の役に立つことが出来れば」と撮影してくれました。
気が効きますよね。
先週の土曜日は散々な結果でした。
準備体操の3つ目である四角にジャンプで跳ぶということが出来ない生徒は多いこと…。
反対周りの意味も分からない状態です。
(まだ幼稚園で言葉を知らなくてもお手本を見れば出来るはずです。と言いますか10年前の子どもは3歳でもでこれが出来ない生徒など一人もいませんでした。)
本当に何故こういう子どもが増えたのか分かりませんが、それを考えても仕方ありません。
出来るようになっていただくだけです。
私が月曜日に“言葉の学び塾”という語彙力と思考力を高める塾を始めたのは数年前から言葉を知らない、理解できない生徒が増えたため、先ずは日本語から指導する必要があると思ったためです。
先日の火曜日のジュニア空手でも2名、この動きが出来ない生徒がいました。
保護者の皆様には耳の痛い書き方をしますが、体操のような簡単なことが出来ないのであれば、空手の技術など向上するはずがありません。
空手だけではないと思います。
何を学んでも上達は見込めません。
“学ぶ”という言葉は“真似る”という言葉が進化して出来た言葉です。
先ず、よく見て真似をすることが出来るようになることが学習の第一歩です。
コロナ以前は、この準備体操は、生徒達に毎週交代して全員に前でやってもらっていました。
この準備体操を覚えることが学びの基礎という捉え方でした。
(前に出てやることで本番に強い緊張しにくくなってもらいたいということと、次は自分が前でやらなくてはいかねいというプレッシャーを感じてもらうことでボーっとすることを防ぐ、自分が何を覚えていないか知るためです)
昔は、青帯になるためには準備体操を前に出て出来ないと他のことが合格でも帯は上がらないといいうルールでした。
コロナ以降、準備体操をしなくなっていましたが、これからは毎回必ず行うようにして以前のクラス内容に戻します。
ジュニア空手の白帯、水色帯メンバーには突きや蹴りの練習も当然ながら、毎日この準備体操を見て練習していただきたいです。
通常クラスの練習内容のレベルが下がっていますので青帯以上のメンバーには無料で受講することが出来る特別練習会を企画していきたいと思います。
吉沢陸