痩せにくい人、筋肉がつかない人、それってコルチゾールのせいかもしれません6
今回で6回目となるコルチゾールのお話です。
このテーマのお話は今回が最終回となります。
痩せる、筋肉をつけることを成功するためには、様々な角度から生活習慣はもちろんトレーニングの内容、頻度、強度を考える必要があります。
そして、結果を出すためには、単に運動量を増やしたり、筋トレをするだけではなく、正しい知識を持つ必要があります。
痩せたい人、筋肉をつけたい人には、コルチゾールというストレスホルモンの存在を知ってください。
コルチゾールとは何なのか?は1回目の投稿に記載しています。
コルチゾールが過剰分泌されるとどうなるか?は2回目に記載しています。
詳しくはブログ内の検索で「コルチゾール」と入力してお読みください。
最後の今回は、
『痩せたい、筋肉を付けたい人はストレスを溜めないこと』
というお話です。
ストレスを感じるとストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。
これは前回までも書いています。
それに加え、ストレスを感じるとテストステロンの分泌量も減ってしまいます。
テストステロンは、骨や筋肉を作りのに非常に大切な働きをするホルモンです。
体脂肪を減らしてくれる働きもあります。
要はテストステロンの分泌量が低下すると痩せにくく、筋肉がつきにくくなります。
最近では、テストステロンは、人の性格や考え方、そしてその人の社会性にも多大な影響があることが研究の結果明らかになっています。
それは、行動力、決断力、チャレンジ精神、冒険心といったものに大きな影響を及ぼすとのことです。
私は、行動力や好奇心のない人や草食系男子が増えているのは、日本人が全体的にテストステロンの分泌量が低下しているのではないかと思っています。
話を戻します。
過剰に分泌されたコルチゾールは、筋肉を分解するだけでなく、脳の海馬や前頭前野を萎縮させ、認知機能を低下させるとも言われています。
コルチゾールの過剰分泌を抑制するためにはストレスを蓄積させないことが最も重要です。
コルチゾールの過剰分泌を抑えるためには、自然に触れること、マインドフルネス(瞑想)、癒し音楽を聴く、といったことが有効だと立証されています。
皆さんもご自身で最もストレスを感じない方法を見つけ出して是非、実戦してください。
そして、ダイエットを成功させ、理想の体を手に入れましょう。
本日も正しく鍛えてまいりましょう。
次はテストストロンのことでも書きましょうかね。
吉沢陸