ブログをよくお読みいただいている皆様は、私が蜂が苦手だということをご存じかと思います。
そして、蜂のアナフィラキシーを持っていることもご存じのことと思います。
毎日、蜂に警戒、注意しているつもりでしたが、先日やってしまいました。
両足をアシナガバチに刺されました。
私の趣味の一つである、水辺の生き物の採取、いわゆるガサガサに行ったのですが、その際に小さな崖(崖と言っても高さ3メートルくらい)を降りて川に入る場所があったのですが、その小さな崖を降りようとしている途中に突然強烈な痛みが走りました。
周りに誰もいませんでしたが、大の大人の私が「痛ああぁぁ!」と叫んでしまいました。
痛みのあまり飛び上がりそうでしたが、崖を降りている途中でしたのでそうもいきません。
慌てて上まで登り、足元を見ると2匹のアシナガバチが飛んでいました。
崖の岩の隙間に巣でもあったのでしょうか。
1度に2匹に刺されるなんて…しかもお盆休み初日で…とショックでしたが、自分が蜂のアレルギー持ちでアナフィラキシーショックを起こさないだろうかと久しぶりに焦りました。
川に行くと時は当然、長ズボンを履いていくのですが、深さのある場所にいくために長ズボンの下に半ズボンも履いて行っているのですが、その時は半ズボン状態でした。
直ぐに刺された周辺を指で強く抑え毒を外に出しながら、水筒の冷水で洗い流しました。
周りには水道もなかったので、たっぷりと冷水を持って行っていて助かりました。
保冷剤も持っていたのでその後ずっと冷やしていました。
蜂に刺された時のアナフィラキシーショックは、、刺された後、15分以内にショック症状が表れると聞いていましたが、30分経っても刺された箇所の痛みはあるもののショック症状はありませんでした。
かなりの田舎でガサガサしていましたのでコンビニも薬局もなく、祝日のため病院もやっていなさそうでした。
1時間30分かけて尼崎に戻り、取り急ぎ薬剤師さんのいるドラックストアに入り、事情を話し、紹介された薬を購入し、直ぐに塗りました。
薬剤師さんには、「蜂のアナフィラキシーを持っているのであれば、少しでも症状が出れば直ぐに救急病院に行ってください」と念を押されました。
もちろん、私もそのつもりでしたが、改めて怖くなってきました。
家に戻り、3時間経っても、4時間経っても、痛みは消えないもののショック症状は表れないので、病院には行きませんでした。
そして、今朝、こうして無事にブログを書くことが出来ているので、問題なさそうです。
生きてて良かったです。
紫微斗数占い(ご存じない方はこちらのブログ内で検索してください)で「あなたは田舎暮らしは良くない」「52歳で倒れるけど田舎にいると発見されずに死ぬ」と言われたことを思い出しました。
「もしかしてこういうことで倒れる?」
ともかく、BMC会員の皆様も夏のお出かけの際には、十分にご注意ください。(注意と言っても防ぎようもないような気もしますが…)
今までの人生の中で「蜂に刺されたことがある」という人の方が少ないと思いますが、万が一、蜂に刺された時の対処法は知っておいた方が良いと思いますので、こちらにご紹介いたします。
① 刺されたら先ずはその場から離れる。
② 刺された傷口を流水でよく洗い流す。 ※この時、傷口周囲を圧迫し毒液をしぼり出すようにします。
③ 患部に虫刺され薬(抗ヒスタミン軟膏)を塗る。
④保冷剤や氷のうなどで患部を冷やして毒が回るのを抑える。
⑤手足を刺された場合は、毒が全身に回らないように心臓よりも高い位置に挙げておく。
⑥動悸、息切れ、胸が苦しい、発作のようなアナフィラキシーショック症状が少しでも表れると必ず病院に行く。
ちなみに民間療法と言いますか、都市伝説的言われている、アンモニア水やオシッコをかけても効果はないそうです。
人が蜂に刺されると体の中に抗体ができて、その後4年程、また刺されるとかなり強いショック症状になるそうです。
また、当分、蜂に恐れる日々が続きそうです。
小学生の頃は、スズメバチやアシナガバチでも飛んでいるものや何かに止まっている蜂をハイキックや裏拳で倒すことが出来ましたが、一度刺されて、蜂アレルギー持ちになって以来、極端に蜂を怖がるようになっていましたが、子どもの頃に出来たことが出来なくなっているのはおかしいですので、また倒すことが出来るようになるように鍛えなおします。
武道家、格闘家ってこんな感じなんです。
アホでしょ。
皆さんも外遊びやキャンプ、自然のある場所に行く際には、準備をしっかりとしてお出かけください。
吉沢陸