尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

フィリピン武術 カリ アーニス シラット

2021-10-03 8:35 AM

category|フィリピン武術,フィリピン武術 カリ アーニス シラット

詠春拳の技術を使った護身術

動画は先週の水曜日のBMCのフィリピン武術(カリ・シラット・詠春拳)のレッスンです。
この練習の技術のほとんどが詠春拳の技術になります。
詠春拳は中国拳法であることは間違いありませんが、創始者もその歴史もはっきりとしたことは分かっていません。
200年前から存在していたという話を聞いたこともありますし、300年以上前からという説もあります。
素手術に加えて武器術も取り入れられていることが多い中国拳法ですが、詠春拳は素手術のみの拳法になります。
YOUTUBE動画にコメントが書けるようにしていたころは、よく「実戦でこんなに遅いことない」という類のことを書かれることがありましたが、
何事もゆっくりと出来ないことを速くすることは出来ませんので、ゆっくりとした動きから練習するのは当然のことです。
初めから速くしようとして、技術が雑になってしまっては、それこそ実戦で使うことは出来ません。
私は、詠春拳の手の動きも大好きなので、もっともっとたくさんの方にその技術の素晴らしさをしっていただきたいです。
吉沢陸

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2021-09-28 2:15 PM

category|フィリピン武術,フィリピン武術 カリ アーニス シラット

KALI=カリとは、手や体そして動きという意味です

動画は先週の水曜日のBMCのフィリピン武術(カリ・シラット・詠春拳)のレッスンです。
KALI(カリ)はKAとLIという2つの言葉が組み合わさって出来た言葉だと言われています。
サンスクリット語という説とビサヤ語という説を聞きましたが、私は2つとも話すことが出来ませんし、
話すことが出来る人に出会ったことがないので、真相はどちらが正解か分かりません。
発祥のフィリピンで地域によってその呼び方が異なり、エスクリマ、アルニスという呼び方をされる地方もあります。
エスクリマは、刀やフェンシングなどの剣での戦いという意味を指し、アルニスは鎧という意味があると教わりました。
先生によって言うことが異なり、どれを信じて良いのか分かりませんので今は、細かいことは気にしていません。
口伝で伝えられ記録が残っていないことや様々な国で独自の発展したこともあり、正確に分からないことも多いです。
カリはボクシングやキックボクシングなどの格闘技とは異なり、息が上がるようなハードな練習もほとんどありませんので幾つになっても続けることが出来る武術です。
私の体が動くうちにだれかに持っている技術を伝えて、途絶えることなく兵庫県でもどなたかにカリは指導を続けてもらいたいです。
吉沢陸

 

 

 

 

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2021-09-22 8:35 AM

category|フィリピン武術,フィリピン武術 カリ アーニス シラット

本日もフィリピン武術(カリ・シラット・詠春拳)でお待ちしています

本日もBMCでは20時よりフィリピン武術(カリ・シラット・詠春拳)のレッスンです。
会員の皆様、本日もよろしくお願い致します。
カリやシラットを「喧嘩術」のような表記をしている団体がありますが、武道・格闘技・武術を喧嘩と同じ扱いにする、喧嘩のために練習するのは本当にやめていただきたいです。
(そんな人ほど喧嘩をしたこともする勇気もないのですが)
歴史をたどれば、武道・格闘技・武術は全て戦いの歴史になりますが、今の時代にいい年齢にもなって喧嘩がどうのこうの言っていることが時代錯誤でカッコ悪い以外何物でもなく、自ら武道・格闘技・武術の社会的地位を低くしているとしか思えません。
私どものジムは、「喧嘩が強くなりたい」という方にはご遠慮いただきたいです。
そのような方は、海外の傭兵部隊にでも行っていただきたいです。
詳しい海外の友人を紹介します。
私たちは無駄のない美しい動き、理想の動きができるようになることを目的としている方にご入会いただきたいと考えています。
結果、そういう方の方が強いですしね。
BMCのフィリピン武術のレッスンでは、シラットというインドネシア、マレーシア発祥の武術の技術もふんだんに取り入れています。
そのシラットには、
『稲穂の教え(イルム・パディ)』
というものがあります。
その内容は、
1、鍛練を積むに従って礼節や他人への思いやりを身に付ける
2、心豊かに生きる事を理想とする
3、崇高な精神と品格を備える
4、家族や仲間を尊敬し、友愛と平和を守る
5、常に前向きに考え行動し、創造性と力強さを持つ
6、真実、公正、正義を守り、試練や誘惑に立ち向かう
7、常に自身の言動に責任を取る
というものです。
これが武道・格闘技・武術を学ぶ理由で、武道・格闘技・武術のあるべき姿だと思います。
武道・格闘技・武術の技術を喧嘩の手段としか考えない人は、修業が足りません。
いつも言っていますが喧嘩というなら本当に何でもありで拳銃も使っていいんですよ。
武道・格闘技・武術は喧嘩ではありません。
『稲穂の教え(イルム・パディ)』に共感していただける方にフィリピン武術の仲間になっていただきたいです。
吉沢陸

 

 

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