尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2017年9月

2017-09-23 10:58 AM

category|日記

武庫之荘

私が武庫之荘に住み始めて17年になります。

私は、明石生まれの神戸育ちです。

仕事を始めてからは、様々な地域に点々としていました。

BMCを始めたのは、2007年ですから、武庫之荘で仕事を始めて10年になります。

起業当初から、地域のお役に立てるジムになりたいと思っていました。

でも、格闘技ジムでどんな地域貢献が出来るのか?

なかなか答えは見つかりませんでしたが、運動を始める人を一人でも増やして、地域の皆さ

んの健康のお手伝いをすることが私たちの地域貢献になると考えるようになりました。

未来を担う子ども達を鍛えることも微力ながら地域貢献になるのかもしれないと考えています。

ただ、私たちのジムのことを知ってくださっている方はまだまだ少ないです。

そして、私たちはまだまだ地域の皆さんのお役に立つことは出来ていません。

そこで3年前から始めたのが、武庫之荘、武庫地域の清掃活動です。

清掃活動を始めて気づいたのが、武庫之荘はポイ捨てゴミが多く、非常にモラルが低く、マ

ナーも悪いということです。

自分が住む街を自分の手で汚す人の考えることは分かりませんが、汚れた街に住みたいと思

う人はいません。

人が住まなければ街は衰退します。

そして、汚い街は犯罪が増えます。

涼しくなってきまたしので、また近日中に会員の皆様にも武庫之荘ゴミ拾いボランティア活動

のお手伝いをお願いしたいと思っています。

その時はどうぞよろしくお願い致します。

余談ですが阪急武庫之荘駅は、昔「武庫ノ荘」と表記されていたそうです。

吉沢陸

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2017-09-22 1:07 PM

category|日記

運動と認知症

日本における認知症問題は私たち全員が意識すべき大問題だと思います。

重度になると、自分の名前も配偶者の顔も子どもの顔まで認識出来なくなってしまう認知

症。

私は出張レッスンとして平日の午前中や午後にデイサービスやサービス付き高齢者向け住宅

に座位太極拳のレッスンに行っています。

椅子に座ったまま行う太極拳です。

このお仕事は3年前からさせていただいています。

太極拳と言えば、高齢者向けの健康体操的なイメージをお持ちの方もいらっしゃると思

いますが、私は武道を追求するために太極拳を始めました。

そして、その太極拳を自分が高齢者向けの運動としてして指導させていただくことになると

は思いもしていませんでした。

このお仕事をさせていただいて以来、自分自身の“老い”や日本が抱える“高齢者

問題”ついて考えさせられることが非常に多くなりました。私たちの住む日本は、2025年に

は人口の30%以上が65歳以上になります。

そして、その内の5人に1人は認知症になると予測されています。

認知症は様々な研究がされており、認知症を予防するための方法も少しずつ分かってきてい

ます。

そのひとつに運動があります。

運動というと、ダイエットや生活習慣病の予防、健康増進のために行うイメージがあります

が、運動は認知症予防にも効果があります。

その効果を知ると、

「30代、40代から運動をしなくては!」

と思います。

運動をすると、

脳の中の“海馬”という部分が大きくなります。

海馬は脳の中の記憶を司る部分です。

海馬の体積が増えるということは、記憶力が向上するということにつながります。

運動をすると、

脳細胞のエネルギーの源とも言われている「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という物質が

体内に作られます。

これが増えると、物忘れが減り、うつ病も防ぐことが出来ると言われています。

運動をすると、

持続的に酸素が体内に取り込まれます。

その酸素は血液によって体中に運ばれます。

もちろん、脳にもたくさんの新鮮な酸素が運ばれます。

その結果、脳細胞も活発に働くようになります。

運動をすると、

アルツハイマー病の原因となる異常なたんぱく質であるアミロイドベータを減らすことがで

きます。

…と言い出すときりがないくらいたくさんありますが、とにかく運動は体が自由に動くうち

は死ぬまで続けるべきことではないでしょうか?

自分自身が認知症になることを防ぐことはもちろん、身内の認知症予防のことも考える必要

があります。

高齢者の車の運転ミスによる事故なども、実は軽度認知症になっていることに気づいていな

い高齢者がいるというケースもあります。

もっと大きく言うと、日本中に高齢者ばかりになるということは、働く人が減り、税金を払

う人も減り、医療費だけでなく様々な問題が引き起ります。

要は健康な人を増やすことが明るい未来をつくることになります。

そのためには、一人でも多くの人が運動を始める必要です。

会員の皆さんもご自分はもちろん、身近な方に運動を始めるように是非勧めてください。

それがBMCであれば幸いです。

日本に運動を始める人が1人でも増えますように。

吉沢陸

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2017-09-21 5:25 PM

category|日記

文武両道のススメ

運動やスポーツは学校教育において「体育」としての評価しかないためか、

進学のための勉強からすれば軽視されていると感じます。

学校の勉強には国語、算数、理科、社会…etsと様々な角度から学ぶにも関わらず、

運動に関しては「体育」1つです。

そして専門知識や技術のない先生一人が、様々なことを指導します。

難しいことは分かっていますが、私は、小中学校の体育の授業は、

「運動能力を向上させる(コーディネーション)」

「球技」

「体操」

「陸上競技」

「投てき」

「水泳」

「ダンス」

「武道」

という具合に複数の種類があってよいと思っています。

確かに勉強は大切です。

日本人なのですから、正しい日本語を覚えて、日本の歴史を学ぶ必要はあります。

物事を考えるときには、理科的、化学的、数学的な考え方が出来るようになることも大切で

す。

BMCでも今までに「塾に通うから」「受験なので」「成績が下がってきたので」という理

由で辞めていく子供たちがたくさんいました。

勉強は大切、でも、大きく人生、一生涯として考えてみると、運動は勉強と同じくらい…

いいえ、それ以上に大切な要素があります。

立派な大学に入って政治家になったり、一流企業に入ったり、教師になっても一般常識を学

ばなかったために、不祥事を起こすという人もいます。

こういう人たちが、全てという訳ではありませんが、運動やスポーツを通して、人間関係や

礼儀、我慢すること、仲間づくり、師や先輩との絆というものを学んでこなかった結果こう

なったという人もいるのではないでしょうか?

運動を経験することで身につく力は、体力、筋力、運動能力といった体に関わることだけで

はありません。

私どもは、体の成長以上に、心の成長により影響があると考えています。

運動やスポーツが上達していく過程において、集中力の大切さ、毎日コツコツ続けることの

大切さ、期限付きの目標を作る習慣、楽して目標達成することが出来ないということなど、

実に様々なことを学びます。

時には先輩や指導者の理不尽なことを言われることでさえも、学びだと思います。

相手との競争、仲間との共同から、勉強を一人でしているだけでは決して気づくことのない

学び、日常生活にはない経験をします。

特に子どもの頃に運動、スポーツを行うことは、集中力や忍耐力、そしてコミュニケーショ

ン能力、集団の中での行動、自分にとって適切なものを選ぶ能力など、大人になってから社

会を生き抜くために必要な力を養うことになります。

「まだ子どもだから…」

「大人になれば出来るように…」

という考えもよいと思います。

何事も遅すぎるということはないと思います。

でも、運動やスポーツを通して、早くから処世術を学んでいる方が、楽しい人生が待ってい

るのではないでしょうか?

会社の面接や説明会に親がついて行くという最近の状況は少しおかしいと思います。

勉強も大切ですが、お子様は早くから運動、スポーツを始めることをお勧めします。

結局は文武両道が良いということです。

そして、子どもの教育には、大人が仕事だけでなく文武両道のお手本を見せるべきではない

でしょうか?

大人にとっての運動、スポーツは自分の可能性を拓く手段として非常に効果的です。

もっと運動、スポーツを始める人が増えますように。

吉沢陸

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