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スポーツの練習や勉強を継続する秘訣

「スポーツを上達させたい」
「成績を上げたい」
「語学を学びたい」
という向上心はあるものの、なかなかスポーツの練習や勉強を継続することが出来る人は、少ないです。
結局、向上しないので面白くなってやめてしまう。
という人が多いことが非常に残念です。
スポーツにしても、勉強にしても、
『やる気に頼ってしている人』
は、考え方を変える必要があります。
「よし、やるぞ！」
という、やる気は大切です。
やる気がない人は、この世の中にはいません。
存在するのは、やる気の出し方が分からない人だけです。
行動をやる気に頼っている人は、何か行動を起こした際に、
・想像してたより楽しくない
・思っていたほど成果が出ない
・思っていたより難しくしんどい
というデメリットを感じ、頭の中で
「これは続けるべきではない」
と判断します。
やめてしまうことへの罪悪感や始める時に費やした出費などが背中を押し、2～3日は続けることが出来ます。
私は、3日坊主という言葉をこう解釈しています。
スポーツ、勉強は、努力しても、成果が見えにくいものです。
奮起して、更に無理やりやる気を出しても、上手くいかないことのデメリットを脳が感じ続け、行動は完全にストップします。
スポーツの練習や勉強を継続する秘訣は、脳にデメリットを感じさせないように、労力、努力を最小限にする必要があります。
要は、
『やる気など出さなくても出来る範囲内の毎日できる行動をする』
ことが重要です。
最大限の努力をしていると、
「こんなに努力しているのに結果が出ない」
とストレスが強くなります。
これが、何の苦労も感じることのない行動をするだけで、習慣化されます。
努力と思っていないので、結果が直ぐに出なくてもストレスを感じることはありません。
腕立て伏せを1日たった10回するだけで、30日続ければ、300回になります。
2週間も続ければ、見違えるほどの筋力がつきます。
スピードラーニングを1日3分聞き流すだけで、リスニング力がつき、英語耳も発音も良くなります。
国語辞典を毎日1ページ読み流すだけで、語彙力が上がります。
これを2週間休まずに続けるだけでも効果は絶大です。
もちろん、これらのことは非常にレベルの低い話です。
こんな次元では、何かのプロになったり、一流にはなることは出来ません。
上記の例のようなことでも毎日続けることが難しいという方の改善法は、また次回ブログにお書きします。
吉沢陸