尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2023-02-21 11:38 AM

category|ダイエット,今日の健康情報,筋トレ

痩せにくい人、筋肉がつかない人、それってコルチゾールのせいかもしれません4

前回の投稿からかなり間が空いてしまいました。
申し訳ありません。
痩せる、筋肉をつけることを成功するためには、様々な角度から生活習慣はもちろんトレーニングの内容、頻度、強度を考える必要があります。
痩せたい人、筋肉をつけたい人には、コルチゾールというストレスホルモンも影響することを知っていただきたく、このタイトルでブログを書いています。
コルチゾールとは何なのか?は1回目の投稿に記載しています。
コルチゾールが過剰分泌されるとどうなるか?は2回目に記載しています。
今回は、コルチゾールを過剰分泌させる原因の2つめです。
それは、
『水分不足』
です。
体内の水分が不足してもストレスホルモンである、コルチゾールは増加します。
体内の水分が減ると、血液の量が減ります。
血液の中の水分が外に出て行っているものが汗でもありますから。
血液の水分が減ると汗が出にくくなります。
汗の量が減ると、体温が上がりやすくなるため、皮膚の血流を増やして冷却効果を得ようとします。
このような状態では、心臓への血流が少なくなります。
ようは運動している最中に心臓から適切に血液が運ばれないということですから、酸素や栄養素の運搬もスムーズにいかなくなるため、パフォーマンスは低下する。
一般的に、よく言われているのが、
・体重の1%の水分が失われるとパフォーマンスの低下が起こり始める
・体重の2%が水分失われた時点で喉の渇きを覚え始める
・体重の3%以上の水分が失われると、パフォーマンスの低下を自覚できるようになり、集中力の低下も起こる
ということです。
ちなみにのどが渇いたと感じてから水分を取るのではなく、渇きを感じる前に取った方が良いです。
体が水分不足を感じるとコルチゾールは過剰分泌されます。
コルチゾールは、筋肉を分解してエネルギーに変えようとします。
体験レッスンに来られる方で、たまに、私が「水分補給してくださいね」と言っても「大丈夫です」と言って一切水分を取らない方がいらっしゃいますが、これは非常に危険で運動効果が出にくいです。
痩せたい人、筋肉を付けたい人は、水分補給をしっかりとして、コルチゾールの存在をしっていただきたいです。
このテーマはもうしばらく続きます。
本日も正しく鍛えてまいりましょう。
吉沢陸