尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

空手

2021-07-29 8:17 AM

category|日記,空手

オリンピックを見ていただきたいですが

連日、日本人選手のメダルラッシュで賑わっている東京オリンピックは是非、BMC会員の皆様にもご覧いただきたいです。
しかし、ジュニア空手メンバー及び保護者の皆様にお伝えしたいことがあります。
東京オリンピックで行われる空手は、私たちのしているフルコンタクト空手(実戦空手)とは全く異なり、寸止めルール(攻撃を当てない、ポイント制、一発攻撃を当てるだけで試合終了)となります。
私たちが行っている空手とは別のスポーツとお考えいただいた方が良いです。
近年の寸止めルールの戦いは、完全に武道からは逸脱していてポイントを取ることが目的となっていて、構えなども両手をだらりと下げる選手もいるので、フルコンタクト空手の技術参考にはなりません。
型もカッコいいですが、恐らく寸止め空手をしている人にしか、何をしているのか分からないことと思います。
しかし、一流アスリートの身体能力や血のにじむような努力している選手たちから発する凄みや覚悟といったものから学ぶことは非常に多いので、勉強のために見ていただくことはよいと思います。
ちなみに私は寸止め空手を指導することもでき、東京オリンピックで寸止め空手が正式種目になると知った時にBMCでも寸止め空手クラスを設置しようと思いオリンピックの空手担当部署に何度も問い合わせをしましたが、BMCでは導入しないことを決めました。
この理由はオリンピックが終わって、空手が今回のみのオリンピック種目であったなら理由を書きたいと思います。
吉沢陸

2021-07-28 8:27 AM

category|キックボクシング,空手

ミドルキック参考動画

動画は先日のジュニア空手のレッスン終了後のBMCです。
残って練習してくれていたジュニア空手メンバー3人に順番にミットも持ってもらいました。
その内の2人は先日の昇段試験に合格した2人でした。
「えっ?君らも先生のミット持ちたいって?」
と聞くと2人とも首を横に振りましたが、半ば無理やりですが、「先生と戦って勝てるようにならないといけないんだから、ミットくらい持てないと、ミットを持つともっと技術がよく見えてくるから」と言って持ってもらいました。
もちろん本気で蹴ってはいませんが、私のスピードや威力が基準になってくれると嬉しいです。
5~6年前のジュニアメンバーは、練習が終わると「先生の蹴りをミットで持たせてください」と多くの生徒が言ってきてくれ(女の子との生徒もそう声を掛けてきてくれていました)、私の蹴りを受けて「キャーっ!」「うわー、凄い!」と皆でにぎやかに居残り練習していましたが、今はそのような風景を見ることは出来ません。
中にはどれだけ強く蹴ってもらって耐えることができるか(吹っ飛ばされないか)を毎週チャレンジする生徒もいました。
BMCジュニアメンバーには、楽なものとしんどいものがあるのであれば、しんどいものを選ぶ人になってもらいたいです。
しんどいこと厳しいことを楽しいことに変えることが出来る力を育んでもらいたいです。
動画は大人会員の皆様にも是非参考にご覧いただきたいです。
吉沢陸


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2021-07-28 7:52 AM

category|空手

先日のジュニア空手の昇段試験

先日は火曜日組のジュニア空手の昇段試験でした。
結果は、水色帯に2人合格でした。
2人とも入会してまだ半年経っていないメンバーです。
飛び級して青帯になってくれるかと思っていましたが、そこにはまだ到達出来ませんでした。
水色帯にとどまることなくどんどん帯を上げていってもらいたいですね。

 
そして先日はこんなこともありました。
通常、昇段試験は、毎月受講可能で自己申告制にて行っていますが、今月は火曜日も土曜日も受けたくなくても全員に受けてもらうということを毎週のように伝えていましたが、中には当日の17時になってジムの留守番電は「先週言い忘れたのですが、今日の昇段試験受けさせてください」とメッセージに残してきた生徒がいました。
その生徒は3年以上通っています。
その生徒がジムに来た時に「今月は全員に昇段試験受けてもらうってずっと言ってたのにわざわざ何で電話連絡してきたの?」と聞くと黙り込み、「話きいてなかったね、毎週先生が言い続けてきたことを聞いていない、聞いていたとしても忘れていることをどう思う?」と聞いたところ「親に無理やりやらされているので…」と語尾をごにょごにょと答えました。私が「親に無理やりやらされてるから何?」「だからやる気なくても聞いてなくても忘れてても寛容にして欲しいってこと?」と聞くとまた黙り込みました。
いろんな話をして、かなり時間が経ってから、無理やりやらされているからやる気が出ないと話しました。
(無理やりやらされていたとしてももっと上手くなってしまうものですし、話しを聞いていない忘れるということと全く関係ありません。やる気は出ないのではなく出さないだけです)
昇段試験があることを当日になって思い出し、親御さんに電話するように言われて電話したとのことでした。
「自分の意志で連絡した訳でも、自分の意志で昇段試験を受ける訳でもないのに合格できると思う?」と聞くと「思いません」という返答でした。
更に話すことで本音かどうか分かりませんが「今日から真剣にやります」と答えてくれましたが、後になって
「昇段試験を全員が受けることは知っていたが自分で言わないと受けられないと思っていた」ということを言ってきましたが、はじめに話した内容と異なり全く意味が分かりませんでした。

 
子どもだけでなく大人も二極化が止まりません。
全員が同じでなくても良いと思いますが、”出来る-出来ない””話が聞ける-話を聞けない””覚えておける-直ぐに忘れる””強い-弱い””自分に甘い-自分で決めたことをきちんとする”どちらの自分になりたいのか、しっかりと考えて行動していただきたいです。
できない?いや、それってやらないだけでしょ。
他の人に出来て私たちの出来ないことなんてありません。
特に子ども達には、夏休みでいつもより練習する時間があるのですから今月の昇段試験こそチャンスだと思ってもらいたいです。
吉沢陸