尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2024-02-06 8:56 AM

category|セミナー,出張レッスン,護身術

日曜日は護身術の出張レッスンでした

先日の日曜日は、ガールスカウト西宮市協議会への出張レッスンに行ってまいりました。
参加者は85名。
小学1年生から、大人まで幅広い年齢層の方にご参加いただきました。
護身術のセミナーを開始する前に始まりの会というのがあったのですが、その時に全員で唱和していた言葉が非常に印象的でした。
小学校1年生からこういう言葉を言っていれば自然に意識がそちらに向いて行動も変わるのだろうなと感心させられました。
その内容は以下の通りです。

 

私はいつも明るく、勇気をもちます。
私はいのちあるものを大切にします。
私はすべての人の友達となり、他のガールスカウトとは姉妹です。
私は礼儀を正しくします。
私は時間と資源を大切に使います。
私は自分で考え行動します。
私は言葉と行いに責任をもちます。
私は誠実であるように努めます。

 
私も空手を学ぶ側だった時は道場訓というものがあり、週に3回口に出して言っていました。
初めて働いたフィットネスクラブでも、接客五大用語、社訓を毎日朝礼で言っていました。
今の時代は宗教チックだと敬遠されそうですが、強い組織を作る、末端のメンバーにまでコンセプトを浸透させるためにはこういうものが必要だろうなと思いました。
BMCのジュニア空手のメンバーに私が毎週同じことを言っても全く覚えないので、子ども達に言ってもらった方が良いのではないかと考えさせられました。
セミナーが始まり、次の技術のお手本を見せる時にガヤガヤと話が止まらない瞬間が何度もありましたが、団長(ガールスカウトのリーダーのような存在)が手を挙げるとそれに気づいた子ども達も手を挙げて話すことを止め、30秒もしないうちに必ず静かになりました。
これにも関心させられました。
皆さん、終始楽しそうに笑顔で参加してくださり、私自身、非常に楽しくセミナーさせていただくことが出来ました。
最後に全員が感想文を書き全て読ませていただきましたが、わずか10分程の時間で全員がきちんと書けていました。
これも失礼ながらBMCのメンバーの多くは、全く書けない、「分かりません」と言って初めから書く気もない生徒がほとんどだと思います。
私自身、ジュニアクラスの指導方法も考えさせてくれる非常に有効な時間でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
もっとたくさんの人に護身術をお伝えしていきたいです。
吉沢陸
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2024-02-06 8:52 AM

category|日記

ふと思うこと

大人でも子どもでも、SNSやYOUTUBEのショート動画を見続けている人は危険ですね。
あれは動画を見せて私たちに何らかの成長や得をさせようとしてくれるものではありません。
洗脳されやすいアホな人達に広告を見せることで儲けたいという賢い人たちが仕組んでいるものに過ぎません。
動画を見るなら自分自身がやる気が出たり、癒されたり、レベルがアップできるものを見ないと。
アホなことをしているユーチューバーの名前はスラスラと出て来るのに何年経っても構え一つ覚えることが出来ないジュニアクラスのメンバー達が不思議でなりません。
吉沢陸

2024-02-06 8:45 AM

category|今日の健康情報

運動神経に良いも悪いもありません

何度もお伝えしますが、運動神経に良いも悪いもありません。
運動神経というのは、脳が運動せよと命令をしたときに各筋肉に命令を伝達させるための神経の総称です。
誰もが持っているもので、その運動神経に対し評価する基準もありません。
俗にいう「運動神経が良い」というのは正しくは『運動能力が高い』と言った方が良いと思います。
運動能力の高さは、生まれつきでも、親からの遺伝でもありません。
「どれだけのたくさんの動きをしてきたか」「どれだけ運動してきたか」で決まります。
「生まれつき運動神経悪くて…」「親も運動苦手でそれを受け継いでしまって…」と言うのは、運動を避けたい、運動が苦手な人の言い訳に過ぎません。
運動能力は3~6歳で決まると言われていますが、それも迷信です。
日本人は、どこの誰が言ったか分からないことを信じすぎです。
「皆が言ってる」ことは正しいと思う、「皆やってる」ことは自分もしないといけないと思う感情は、日本人の遺伝子に組み込まれています。
(この理由もブログに何度も書いていますが、また再度改めて書きたいと思います)
運動能力など、幾つになっても向上させることが出来ます。
テレビで見たことがありませんか?
今まで運動したことがなく60歳過ぎてから始めた運動で日本一になった方たちを。
80歳を過ぎてから始めた競技で世界レベルになっている方たちを。
運動能力を上げたいのであれば、同じスポーツだけをするのではなく、偏ったトレーニングをするのではなく、いろんな種類の運動をする必要があります。
これも日本人の悪いところですが、「いろいろやると全部中途半端になる」というのも間違った認識で、やらない人の言い訳です。
もし、いろいろやると何もものにならないのであれば、子どもの習い事は1つだけにすべきです。
小学校の科目は1つだけにすべきです。
「いやいや、私はいろんな運動してきましたけど運動神経悪いですよ」
という人もいらっしゃると思います。
でも、それって時間や量と頻度、期間はどれくらいですか?と聞きたいです。
多くの人が、早く効果を求めすぎです。
そんな簡単に出来るようであれば、誰でもプロスポーツ選手になれますよ。
プロスポーツ選手と同じ練習、トレーニングをしても運動能力が向上しなかったといことはありませんよね。
そもそも、プロスポーツ選手がどんな練習やトレーニングをどんな時間、どれだけの負荷を使って、どれだけの量を週に何回おこなって、何年間継続させて出来るようになったかなんて知りませんよね。
必死にやってもなかなか効果が出ないのが、運動やスポーツです。
必死にやっていてもひょっとすると、そのやり方が間違っているかもしれませんしね。
とにかく「運動神経が良い悪い」という言葉はこの世から消えてなくなってもらいたいです。
こんな言葉があるから、言い訳に使うし、出来ない人は劣等感を感じ、努力を継続するということが出来ない人が増えるのだと思います。
「運動神経悪いから」「運動が苦手だから」ではなく、代わりに「私はあまり運動して来なかったから」「私は一つの運動しかしてこなかった」「私は一所懸命してこなかったから」「私は継続してこなかったから」という言葉を使う方が正しいですし、潔いです。
運動能力は誰もが高くすることが出来ます。
但し、毎日、努力することが出来ればの話です。
吉沢陸