尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2023-11-22 8:20 AM

category|プロレス

先日のプロレスの復習動画

動画は先日のBMCのプロレス教室の復習動画です。
プロレスでは序盤に使われる繋ぎの技のように見られるショルダースルーも実は非常に難易度が高く、また投げられる側には非常に危険が伴う技です。
フィニッシュホールドのような大技よりも何気ない小さな技、中盤に使用するような中程度の技の方が難しかったりします。
これは他の武道・武術・格闘技、スポーツにも言えることだと思います。
簡単に見えるものほど奥深く、シンプルな動きほど誤魔化しが効きません。
ですから「単純な技しか出していないのに何故か記憶に残る」というプロレスラーが私は一流だと思っています。
いろんな派手な技が出来るものの終わってみるとほとんど記憶に残らないというのは、一つ一つの完成度が低いか、間が悪いと言えます。
一つの技を自分の技にするためには、人を魅了させるためには、最低でも1億回はやらないと駄目だと思っています。
よく子どもの頃、空手の館長に言われました。
「1万回もやってないのに練習したと思うな」
と。
ボクシングに置き換えてみてください。
ジャブを1000回打ったからといって相手に当てることができる訳ではありません。
プロレスとボクシングは全く異なりますが、1000発練習しただけで、出来るようになったとは言いません。
私はジャブだけで毎日最低でも1000発は練習します。
世界チャンピオンでも、毎日何千、何万発というジャブを何年も打ち続けています。
プロレスをする人の多くが、ここが足りない部分です。
数回練習しただけで、満足したり、1回練習しただけで出来る気持ちになったり、試合で使えるようになったと勘違いする人が非常に多いです。
と言いますかプロレスをする人、プロレスの試合をしようとする人は、いろんなことを甘く考えている人が多いです。
自称プロレスラーの社会人プロレスラーにも筋力も柔軟性も持久力も一般人以下の人が本当に多いです。
基礎体力も運動能力も遥かに他の一般スポーツ愛好家の方が遥かに高いです。
「プロ」と「プロレスラー」と言われるためには、見ている側に「凄い」「あんなの出来っこない」と言っていただける超人でないといけません。
先日も少々怪我をしたメンバーがいました。
私が簡単にメンバーの皆さんに試合をさせない、プロレスラーデビューをなかなかさせないのは、プロレスは遊びではなく、取り返しのつかない大怪我をするスポーツだからです。
メンバーの皆様には、私と同じ感覚を持っていただきたいです。
これから入門したいと考えている方にもこのことを理解できる方に仲間になっていただきたいです。
社会人プロレスだからといって舐めていると仕事も出来ない体になりますよ。
さあ、本日も鍛えてまいりましょう。
マスク・ド・ガサキ(吉沢陸)


 


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2023-11-22 7:52 AM

category|日記

ふと思うこと

やったことはたとえ失敗したとしても10年後、20年後に笑い話になります。
でも、やらなかったことは、10年後、20年後、死ぬ前に後悔するだけです。
吉沢陸