2022-02-16 10:05 AM
category｜音楽
下手なうちから人に見せることで上達が早くなる
ブログタイトルは私の口癖です。
私の中には「もうちょっと上手くなってから…」という感覚はありません。
上を見れば永遠に上が存在しますし。
失敗した動画をアップすると「イイカッコしいじゃないんですね」と言われることがありますが、
全くの逆です。
私はイイカッコしいなので、ギターが上手くなってエエカッコしたいんです。
下手なものを見せたくないのであれば、誰も何も始めることが出来ませんし、どんなプロだって初めは未経験者で初心者だったはずです。
下手なところを人に見せるから、「みっともないからもっと早く上手くなりたい」と思うのだと考えています。
先日、入会して1カ月ほどしか経たない方が「自分には普通のフィットネスクラブの方が向いていると思います」と言って辞めていきました。
少し前には、「格闘技がやりたい」と言ってパーソナルトレーニングに来られた方が、鏡を見て構えを指導させていただき5分もしないうちに「格闘技が向いていないことはよく分かりました。次は筋トレ教えてください」と仰いました。
「みんな、諦めるの早すぎませんか？」
苦手なことを避ける人生、自分が生きることが出来る世界でだけ生きる人生も否定はしませんが、
そうして生きれる世界を見つけては移動していくうちに居場所がなくなる人もいるのではないでしょうか。
なりたい自分になれる場所で生きる。
やりたいことをやる人生の方が楽しいのではないでしょうか。
私に楽器など不向き極まりない、音楽などセンスのかけらもないことは百も承知ですが、やりたいのでやります。
やる前から無理だと決めつける、直ぐ諦める、途中で辞めることの方が下手くそなことより、よっぽど恥ずかしいです。
吉沢陸
