やはり残って練習する生徒は上達のスピードが違います
動画は先週の土曜日の全てのレッスンが終わった後のスタジオです。
ジュニア空手のメンバーが残って組手の練習をしていました。
やはり残って練習する生徒は上達のスピードが違います。
中でも強い大人会員さんに組手の相手をお願いする生徒は更に上達が早いです。
今年はジュニア空手メンバーには、帯を上げることを重要視してもらいます。
火曜日メンバーに目標を聞いても、白帯は全員「後ろ回し蹴りが出来るようになる」と言っただけで、帯を上げたいと行った生徒はいませんでした。
(今年は帯を上げることを目標にして欲しいと話した後にも関わらずです)
土曜日ジュニア空手メンバーも昇段試験を自己申告制にしてから、去年昇段試験を受けた生徒は僅か4名、受けたいと言ってきたものの採点するまでに至らない構えすら出来ていない生徒が3名。
…まあ昇段試験を受けたいと言ってくるだけ良いのかもしれません。
今の時代はうちのように厳しい道場に通っているだけで褒めてあげなくてはいけない時代なのかもしれません。
(指導者が見つかれば、そのような昇段試験のない白帯でいれるクラスを作ります)
でも、帯を上げることに興味がない、あっても言うことが出来ない・しないのであれば、習い事の意味がないと思ってしまいます。
よく保護者の皆様がお子様をかばって「先生のことを怖がって…」「先生の前だと緊張して…」と仰いますが、
正直申し上げて、この言葉は使っていただきたくありません。
特に子供の前で言うと、子ども達は、「良い言い訳を聞いた」と思っていると思います。
「自分は怖がっているからできないんだ」「先生が怖いせいで出来ないだけで自分は悪くない」「出来ない時はそう言えばいんだ」と。
怖いから何なの?緊張するから何?集中力がないとか、話を聞くことが出来ないとか、返事が出来ないとか、声が小さいとか、一所懸命出来ないということ何の関係があるのでしょうか。
関係のある子どもいるかもしれませんが、会社でも覚えの悪い、ミスの多い部下や同僚に対して「会社にまだ慣れてなくて…」「先輩のことを怖がっていて…」「上司の前だと緊張して…」と言っていつまでも生産性の上がらないスタッフに対して、いつまでも寛容にしているのでしょうか。
怖い時に意識が飛ぶのであれば、車に轢かれそうになった時などに逃げることも出来ず、そのまま轢かれてしまいます。
怖いときこそ、緊張状態にこそ意識を明瞭にする必要があるのではないでしょうか。
私の空手の師匠は今の私の100倍以上怖かったです。
言葉遣いも、体の大きさも技術の凄さも破壊力も。
大人の道場生たちも私の先生と話す時は、ビクビクされていました。
私も先生の攻撃で3度骨折して、怖くてたまりませんでしたが、それよりも強くなりたい気持ちが勝っていたので、毎日質問していました。
私も今年で子どもの運動指導歴30年目に入りました。
今までに何千人という子ども達を指導してきて、同じ数の保護者の方達を見てきました。
大変失礼な書き方になりますが、
「まだ〇歳なんで…」
と仰る保護者様のお子様でどんどん伸びていく生徒を見たことがありません。
22~27歳の大人会員さんで、何を言っているのか分からない、全く話を聞くことが出来ない、お手本を見ることが出来ない会員さん、ちょっと注意すると翌日に退会しにくる会員さんもいます。
その方たちは、「まだ小学生だから…」「そのうち出来ると思うよ」「できたらいいね」と言われて育てられてきたのではないでしょうか。
BMCジュニアクラスに通うメンバーには、学校の基準などを度外視して、どんどん成長してもらいたいです。
吉沢陸
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