2024-01-09 8:17 AM
category|今日の健康情報
全ての体調不良は血流を良くすることで改善できます
「血行が良くなる」とよく言いますが、血行が良くなることに良いイメージは多くの人が持っているものの、血行が悪くなることがものすごく悪いこと、という認識を持っている方は非常に少ないのではないかと感じています。
血行とは、血液が体を巡ることです。
血液は呼吸によ体内に取り込んだ酸素を体の隅々まで運んでくれます。
また、摂取した食べ物や飲み物から栄養素も体の隅々まで運んでくれます。
良いものを体に取り入れるだけでなく、体内で不要となった、二酸化炭素や老廃物を回収して運び出す役割を担ってくれています。
そのため血行が悪くなると、体に必要な栄養素が行き渡らずに老廃物がたまってしまい、さまざまな不調が現れます。
多くの病気は血流が悪くなったためと言っても過言ではないと思います。
血液の巡りを助けているのは、筋肉です。
心臓は血液を全身に送り出すだけで、血液を吸い取って心臓に戻してくれる働きはありません。
全身を巡った血液を戻してくれるのは、筋肉です。
筋肉が伸びたり、縮んだりすることによって、血は全身をめぐっていきます。
ようは、筋肉がポンプの役割を果たしてくれています。
例えば、立ちっぱなしや座りっぱなしなど同じ姿勢でいると、肩こりがひどくなったり、足がむくみやすくなります。
これこそ、血液のめぐりが悪くなっている状態です。
ふくらはぎが「第二の心臓」と言われていることを聞かれたことのある方もいらっしゃると思います。
筋肉をつけるには運動する以外にありません。
筋肉は2日間何も動かないで(寝たきりなど)いると0.1%減ると言われています。
成人は、寝たきりでなくても運動しないでいると1年間で0.5%の筋肉が減っていくと言われています。
全ての体調不良は血流を良くすることで改善できます。
何事も健康でないとすることは出来ません。
健康でないと仕事を続けることも周りの人を守ることは出来ません。
健康でないと幸せは半減します。
BMC会員の皆様は是非、運動を続けてください。
周りに全く運動をしていない人がいれば、運動を薦めてあげてください。
今年も運動を継続してまいりましょう。
吉沢陸