2019-08-27 1:18 PM
category|日記
ふと思うこと
テレビアニメやドラマ等で暴力のシーンがあると、必ず問題視する人が現れます。
“あしたのジョー”
などは、私個人的には、今の時代の子どもに見てもらいたいと思っていますが、今の時代は、放送禁止だそうですね。
こんなことを議論すること自体が無駄で、問題視する人にまんまと乗せられてしまっている気がするので、
公の場で、この件について書くべきか迷いましたが、私とBMCの考え方は、会員の皆様と入会前の皆様に知っておいていただきたいと思う気持ちの方が強いので、書きます。
アンパンマンの作者である、やなせたかしさんが生前こんなことを話していたそうです。
「ケンカもせず、摩擦を恐れ、何もしないで成長する子供はいますか?
自分が子供の頃は、よくチャンバラごっこをやったけど、だからって私は殺人はしませんよ」
SNSがない時代は、人と違う考えを言うこと自体がご法度的なことでしたが、SNSの発達によって、人は無記名で無責任に好きなことを
発言できるようになりました。
名前を明かさずに、好き勝手なことを書く、ズルい人が増えました。
多少おかしな考えでも、SNSに書いてみると日本中には、一定数、その変わった考え方を支持してくれる人が存在することが分かります。
そうすると、
「自分の考えは間違っていない」
と味をしめてまた、発言を繰り返す。
クレーマーが増えていることも、同じ理由ではないかと思っています。
「アンパンチが暴力的」
という人は、アンパンマンを見なければいいだけです。
そんなことを言うと、仮面ライダーシリーズ、戦隊もの、プリキュア、ワンピースだって全部ダメ。
映画やテレビドラマの中に、暴力シーンが含まれているかどうかなんて見るまで分かりませんから、テレビも映画も見ることが出来ません。
そして、私たちがしている格闘技、武道の存在意義自体を否定されていることになります。
人には、それぞれ、その人に合ったステージ、世界があります。
格闘技、武道を全ての人に、受け入れてほしいとは思いません。
でも、私は、改めて声を大にして言います。
『格闘技は素晴らしいです』
『武道は人を大きく成長させてくれます』
格闘技、武道を始める人が増えますように。
吉沢陸