年々、本気を出すことが出来ない子どもが増えていることを痛感します。
動画の二人は常に本気です。
しかし、多くの生徒達が本気の出し方が分からないのか、本気で練習に取り組むことは非常に少ないです。
自分が本気で練習しているかどうか分からない。
力の入れ方が分からない。
私たちは、本気で取り組むことの意味、このままだとどんな結末が待っているのかを伝えているますが、
本気で取り組むことが無意味だと感じているのか?
強くなりたいと思っていないのか?
普段、本気ですることがないので本気というものが分からないのか?
私が、
「それ本気?」
と聞くと、
「いいえ」
「本気じゃありません」
という答えが返ってきます。
本当に本気でないと分かっていてこのように返答するのか?
適当に反応しているのか?
ここ何年かは、この言葉自体が本音なのかも分からなくなってきました。
「本気ってなんだぁ?」
「本気とか分からないけど、それが何か?」
「自分は今のままでいいんだ」
という感覚なのか分かりませんが、
先生が直ぐそばにいて見られている状態でも一所懸命出来ないことは、非常に危機感を感じます。
私が隣に立って見ていても、筋トレの回数を誤魔化す生徒もいます。
これも誤魔化している意識がなく、意識を全く飛ばしてしまっているのかもしれません。
私が、
「何回した?」
と聞くと、平然と
「数えてませんでした」
と答えます。
マンツーマンレッスンならもう少し集中できるのかと感じることもありますが、
BMCの通常レッスンは、集団練習です。
興味がない、嫌々来ている、親に無理やりさせられている、にしても、
来ないといけないのであれば、自分自身でどうすれば楽しくなるのか?
を考えて行動出来るようになってもらいたいです。
習い事を楽しくするには、本気で取り組んで上達する以外にありません。
いくら、ゆるい習い事でも、上達しなければ、楽しくありません。
組手で全く手を出すことが出来ず、毎週ボコボコにされても、1週間経てばその悔しさも、学んだことも全て忘れている生徒が殆どです。
私の力不足ですが、週に1回の60分のレッスンだけでは、本気で取り組むことを習慣化させることが出来るお子様は、
今の時代はごく稀のようです。
保護者の皆様には、ご家庭でも本気とはどういことなのか?本気で取り組むことの意味をご指導いただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
吉沢陸
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