尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

今日の健康情報

2025-01-03 8:04 AM

category|今日の健康情報

塩分の摂り過ぎにご注意ください

皆さん年末年始どうお過ごしでしょうか?
お正月は何かと塩分を摂り過ぎてしまいますよね。
おせち料理などは日持ちさせるために敢えて塩分を多めにしていますよね。
塩分の摂り過ぎは血圧を上げてしまいます。
塩分を摂りすぎると、体内の塩分濃度が高くなり、その濃度を薄めようと血管内の水分が増えます。
結果、血管内を流れる血液の量が増え、血圧が上がります。
血圧が高い状態で運動を行うと、心臓に大きな負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性があります。
現に30年前からフィットネスクラブでは、年間何人もの方がお亡くなりになっていますが、ほとんどがご自分の血圧の数値を知らずに頑張り過ぎて倒れてしまうという理由からお亡くなりになっています。
高血圧が続くと、血管は厚く硬くなり、動脈硬化を引き起こす可能性があります。
また、動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞などの原因になり、命に関わる病気を引き起こす可能性がありますので十分にご注意ください。
痩せている、太っているということは血圧に関係ありません。
太っている方の人が高血圧気味ですが、痩せていて高血圧の方も多いです。
ちなみに私は毎朝、血圧を測っています。
塩分摂取量を減らすには、以下のような方法があります。
・塩や調味料の量を減らす
・漬物や汁物の量や頻度を減らす
・ラーメンなどの麺類の汁を飲み干さない
・濃い味付けではなく薄い味付けのものを食べるようにする
そもそも摂取する塩分量を減らすことができれば良いのですが、もしそれが難しいようであれば、塩分を体の外に出してくれるものを食べるようにしてください。
塩分を排泄する食べ物は、カリウムやカルシウム、食物繊維を多く含むものです。
カリウムは、野菜、果物、いも類、海藻などに多く含まれます。
カリウムは水に溶けやすいので、生のまま食べるのがよいです。
カルシウムにも、カリウム同様に塩分を体外に排出する働きがあります。
そして、食物繊維です。
海藻類やコンニャクなどですね。
でも、BMC会員さんであれば、やっぱり「運動」です。
有酸素運動は、汗をかくことで塩分を体外に出すことができます。
年末年始のお休みはゆっくりされたいかと思います。
でも、お休みの間に体調を崩してしまっては元も子もありません。
お休みの期間だけではありませんね。
健康でないと何にもできませんから。
BMC会員の皆様には、今年も強く、そして健康であっていただきたいです。
私はブログを書いたら練習に行ってきます。
吉沢陸

2024-12-23 8:54 AM

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定期的な運動とは?

よく、「健康のためには定期的な運動を」と言いますが、この「定期的」というのがどれくらいかご存じでしょうか?
これは厚生労働省が定義づけしたものがあります。
それは、
『1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続すること』
です。
しかし、これは年齢や疾患等によって異なりますでのあくまでの目安です。
具体的には、一週間で合計60分の運動を実施しなさいということなのですが、息がはずみ、少し汗をかく程度の運動であることです。
運動の内容は何でも構いません。
BMCの1レッスン会員であれば、週に1レッスンに参加すれば、この数字は達成することができます。
でも、これはあくまでも健康維持、病気の予防のための時間ですので、健康増進やダイエット、ボディメイク、筋力アップを目標とするのであれば、全く足りません。
また、健康維持であっても実際には、週に1回60分よりも1回20分を週に3回運動を実施した方が断然効果があります。
健康増進、ダイエット、ボディメイク、筋力アップ、パフォーマンスアップのためには、私は一週間に180分の運動が必要だと考えます。
よくよく考えると週に1回の運動で痩せることも体型が変わることも技術が上がることはありませんよね。
最低限度の定期的な運動をするだけでも以下のような効果が期待できます。
・免疫力が高くなり風邪を引きにくくなる
・体力がつき疲れにくくなる
・心肺機能が向上し生活習慣病を予防することができる
・血流が良くなるので肩や腰や膝の痛みを予防する
・骨が丈夫になり、骨粗しょう症の予防になる
・うつ病の予防になる
運動はどこでもできます。
ウォーキング、自転車、家でのストレッチや筋トレ、ラジオ体操、シャドーボクシング。
例え1回が1分であったとしても毎日すれば一ヶ月で30分になります。
残り30分は日々のウォーキングで週に60分は簡単に達成することができます。
「忙しくて運動する時間がない」
というのは、激務な仕事、子育てや介護をしていない限り単なる言い訳です。
私は介護施設で高齢者を対象に座ったままできる太極拳やヨガを指導していますが、皆さん「もっと若い頃から運動しておけばよかった」と後悔されています。
是非是非、周りの方に運動の重要性を教えて差し上げてください。
BMC会員の皆様には、最低限度の運動ではなく、週に180分の運動を実施し、健康増進、ダイエット、ボディメイク、筋力アップ、パフォーマンスアップを目指していただきたいです。
いくつになっても健康で引き締まったカッコいい体でいたいですよね。
吉沢陸

2024-12-22 8:09 AM

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降圧剤は根本的解決になりません

寒さが厳しくなってきてメディアで「ヒートショック」のことをが取り上げられているところをよく見かけます。
ヒートショックとは、急激な温度の変化によって血圧が上下に大きく変動することで、身体に悪影響を及ぼす健康被害です。
よく高齢者がお風呂の中や脱衣所などの寒暖差で倒れてしまうあれです。
私の周りには血圧を下げる降圧剤を飲んでいる人が多いです。
でも、降圧剤が何故血圧を下げるのか?
降圧剤にも副作用があることをご存じでしょうか?
「降圧剤飲んでるから大丈夫」
と言っている人に以下のことを話しますが、聞く耳を持ってくださらない方が非常に多いです。
先ず、降圧剤が何故、血圧を下げてくれるかと言うと、
・利尿を促すことで循環血液量を減らし、末梢での血管抵抗を低下させる
・血管を収縮させるカルシウムの筋肉への流入を抑制して血管を拡張させる
・心臓の拍動数を抑制することで心臓の負担を軽減させる(これ一番体に良くないと思います)
・交感神経の働きを抑えることで血管を拡張させる
などになります。
どうであれ、体にとって不自然なことが良い訳がありません。
薬には何でも副作用があります。
もちろん、降圧剤にもあります。
長期的に飲み続けるとがんや認知症のリスクが高まる可能性があると言われています。
皆さんこのことをご存じなようでしょうか?
降圧剤の副作用には、次のようなものがあります。
・めまい、ふらつき
・ほてり
・頭痛・頭重
・動悸
・倦怠感
・貧血
・発疹・そう痒
・蕁麻疹
・光線過敏症
・歯肉肥厚、歯肉炎
いかがでしょうか?
皆さんの周りには、降圧剤を飲んでいる方はいらっしゃいませんでしょうか?
降圧剤さえ飲んでいれば血圧の数値なんて問題ないと思っている人はいませんでしょうか?
血圧を下げる方法は、塩分を抑える、GABAやカリウム、DHAを摂る、飲酒や喫煙を減らすと様々ですが、やっぱり一番は定期的に適度な運動をすることが最も重要です。
BMC会員の皆様には、強くなる、理想の体になるだけでなく、健康意識も高くなっていただきたいと思っています。
健康でないと何もできませんから。
最近、健康情報をあまり書いていませんでしたので、最低でも月に1回は書きたいと思います。
吉沢陸