尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

今日の健康情報

2023-01-31 11:17 AM

category|ダイエット,今日の健康情報,筋トレ

痩せにくい人、筋肉がつかない人、それってコルチゾールのせいかもしれません2

前回、コルチゾールが過剰分泌されるとどうなるか?ということを書きました。
コルチゾール自体が悪いものではなく、多少であれば動く前に体のエンジンをかけてくれて動きやすくなるという良い点もあります。
全てが悪いものではありません。
どれくらいが過剰分泌というかを説明するのは私では難しいのですが、痩せる、筋肉をつけるという点においては極力、コルチゾールを分泌させない方が良いです。
ダイエットや体を絞る時は運動量が増え、食べ物も節制するのでストレスを感じます。
コルチゾールはストレスを感じた時に分泌させるホルモンですので、痩せる、筋肉をつけるということにおいては天敵になります。
ある程度、痩せてきたり、ある程度いい体になってきた時に停滞する時期があるのは、トレーニングの内容を変える必要がある場合もありますが、コルチゾールの過剰分泌によって、筋肉が減っているためかもしれません。
これからは、コルチゾールを過剰分泌させる可能性が高いものをご紹介してまいります。
その一つ目は、
『二度寝をする』
ということです。
人は一度目が覚めると、交感神経優位(興奮神経)になります。
この状態で二度寝すると、コルチゾールが発生します。
医師の方の中には、「二度寝は朝起きる準備をしてくれるので良い」と仰っている方もいらっしゃいますが、私が書いているのは、あくまでも、痩せる、筋肉をつける、という点から考え書いています。
筋肉を減らすコルチゾールを発生させる二度寝は、痩せにくく、筋肉をつけにくくする可能性があります。
痩せたい人、筋肉をつけたい人は、目が覚めたら、直ぐに起きることをお勧めします。
コルチゾールを過剰分泌させる原因はまだいくつもありますので、このテーマはもうしばらく続きます。
本日も鍛えてまいりましょう。
吉沢陸

2023-01-27 11:17 AM

category|ストレス解消,ダイエット,今日の健康情報,筋トレ

痩せにくい人、筋肉がつかない人、それってコルチゾールのせいかもしれません1

定期的に運動していてもなかなか痩せない人、定期的に筋トレしていてもなかなか筋肉がつかない人っていますよね。
その理由は、実に様々で食べすぎ、塩分の取りすぎ、運動強度や頻度やフォームが間違っていることが多いですが、これはプロに聞かないとなかなか分からないところが多いです。
でも、日常生活において自分自身で痩せにくく、筋肉が付きにくくしてしまっている可能性があります。
逆に言うと、トレーニングのやり方が少々間違っていても自分自身の生活習慣を変えるだけで、痩せやすく、筋肉をつけやすくすることが可能です。
もちろん定期的に運動しない、筋トレしないという人は、生活習慣を変えたところで効果はありませんので予めご了承ください。
このお話を数回に分けてブログに書いていきたいと思います。
ブログのタイトルの通り、痩せにくい人、筋肉がつかない人は、コルチゾールのせいかもしれません。
コルチゾールというのは、人がストレスを受けた時に分泌されるストレスホルモンの一つです。
コルチゾールの働きは以下の通りです。
・肝臓で糖を作る
・脂肪を分解して代謝促進する
・免疫抑制、抗炎症作用を持つ
・筋肉でタンパク質を代謝する
ストレスホルモンと言われているものの人に有益なホルモンでもあります。
でも、過剰に分泌されると人体に悪影響を与えます。
過剰なストレスや生活習慣の乱れによってコルチゾールの分泌が慢性的に増えると次のようなことが起きます。
・不眠症
・うつ病
・副腎の疾患
・慢性的な疲労感
・何をするにも億劫になる
・朝起きることが出来ない
・起きた瞬間から疲れを感じる
・寝付きが悪い
・集中力の低下し
・物忘れが酷くなる
・新しいことに取り組もうという意欲が低下する
・風邪を引きやすくなる
私はストレスを極力少なくし、毎日ご機嫌でいることを最も大切にしている理由はここにあります。
1日でも長く好きな仕事、好きなことをしていたいですからね。
そして、今回の痩せにくい、筋肉がつきにくい、ということもコルチゾールの過剰分泌のせいかもしれません。
コルチゾールの説明はこれくらいにして、次回は生活習慣の中でどうすれば、コルチゾールの過剰分泌を抑えることができるかを書いていきたいと思います。
吉沢陸

2023-01-04 8:03 AM

category|今日の健康情報,筋トレ

健康二次被害の続き

先日、健康二次被害について書きましたが、具体的にどのような運動をすれば、健康二次被害を防ぐことがことが出来るのかをお書きします。
一時期、厚生労働省は、健康維持のためには、成人であれば男女問わず毎日1万歩あるきましょうと言っていた時期がありましたが、
今は、『1日の平均歩数8,000歩以上(高齢の方は7,000歩以上)歩きましょう』と言っています。
これは、歩数が少ない日があっても1週間で平均して8,000歩であれば良いとしています。
厳密に言うと、体重や疾患の有無等によって歩数は異なりますが、概ね8,000歩くらいで良いと思います。
今の時代はどのスマホにも歩数計、活動量計のアプリが初めから入っていますし、入っていなかったとしても無料のアプリがいくらでもあります。
簡単に毎日の歩数をチェックすることが出来ますので、是非、周りの運動をほとんどしない方にお勧めしてあげてください。
次に筋トレです。
やはり老化、退化は下半身からとよく言われますが、あるデータによると、
日本人のほとんどの人が、20歳の頃の筋肉量に比べて下肢(足の付け根である股関節より体の下の部分)の減少が大きく、50代で約10%、80代になると約30%も減少していると言われています。
歩くだけでは筋肉は維持増進しませんので、筋トレが必要になります。
最も簡単な下肢の筋トレがスクワットです。
椅子に座るくらいに膝を曲げるだけで十分ですので、1日に10回を2~3セットされることをお勧めします。
私は筋トレの回数を決めることは反対派ですが、回数を指定しないと、「何回すればいいか分からない」と言ってやらない人もいるので、
筋力維持という面では筋トレの回数を決めても良いと思っています。
筋力アップ、瞬発力アップや競技のパフォーマンス向上のための筋トレでは、10人いれば10通りの筋トレの回数、セット数、強度、頻度も変わるということをBMC会員の皆様には知っておいていただきたいです。
スクワットのハウツー動画は追ってアップします。
吉沢陸