2020-07-09 10:24 AM
category|空手
火曜日のBMCのジュニア空手
2ヶ月の臨時休業から、ジムを再開してからは、私の担当する全てのジュニアクラスのメンバーに
「これからは、もっと厳しくする」
ということを伝えています。
「やってもやらなくてもいいという、学校体育のような感覚でお稽古事をすることはもうやめてもらいたい」
とも伝えています。
もとより、格闘技、武道は、緊張感なく練習していれば、いつか必ず大怪我をします。
41年間、格闘技、武道を続けている私が、日本だけでなく世界中の様々な道場、ジムで見てきたので間違いありません。
低学年同士の組手(スパーリング)では、体重も軽く、攻撃によって受ける体への衝撃等のダメージも低いので、
怪我をすることは、まずありませんが、
高学年になれば、鍛えていない、防御を覚えない生徒は、組手で日常的に大きなダメージを受けることになります。
「強くなりたい」
と言うだけでなく、頭で思うだけでなく、
もっと真剣に技術を上げることに意識を向けていただきたいです。
厳しい言い方ですが、今の時代は、子どもたちが自発的に強くなるための努力をするということは非常に稀です。
保護者の皆様にも、格闘技、武道をお稽古事として選ばれたことをよくお考えいただき、
お子様と習い事、お稽古事への取り組む姿勢について、お話する時間をお持ちいただけると幸いです。
せっかく大切な、お金と時間を使って、いくら続けても、上達しないというのは、勿体なさすぎます。
吉沢陸