2021-10-27 10:11 AM
category|空手
いつも練習している相手が最低基準になります
動画は今月のBMCのジュニア空手のレッスン終了後のメンバーの自主練です。
ブログのタイトルの通り、いつも練習している相手やパートナーが自分の基準になります。
ですから、一人でしか練習しない者は、今のレベルが練習や目標の基準になります。
自分に甘い者は1人で練習しても何の意味もありません。
自分より経験や実力のない者や年下とばかりしか練習できない者もその相手が練習や目標の最低基準になります。
相手が自分より弱いにも関わらず「自分はこいつよりは強い」と無意識に心に刻み込まれます。
「そんなことはない」と言ったところで、それは顕在意識がそう思いたいだけで、潜在意識は更に自分に甘くなっていきます。
「先輩には遠慮して」「シャイなんで」「先生には緊張して」という言葉が出るのは、強くなりたくない者が使う言葉です。
このことを理解せずに取り組むと、何事にもとんだいいわけ人間になっていきます。
出来ないのではありません、やらないだけなんです。
動画の彼のようにこの歳で黒帯の先輩に練習相手を頼むことが出来ることは非常に素晴らしいことです。
今の白帯メンバー達のほとんどが、私が「強い相手と組手をしてもらいなさい」と言っても聞いていないのか、聞こえていないのか、聞こえないふりなのか、勇気が出ないのか分かりませんが、白帯としか組手をしようとしません。
「色帯としか組手してはいけない」というともちろん色帯と組手しますが、それでも相手のいない色帯がいてももじもじして後ろに下がってなかなかやろうとしません。
「誰と組手してもいい」と言うとほとんどの白帯は白帯しか相手に選びません。
どうして男のはこうも弱く、怖がりなのでしょう。
恐らく家では「自分は帯上と組手している」と言っているのだと思います。
怖いのは立ち向かう勇気の出ないことです。
逃げるからもっと怖くなるんです。
皆にもっと強くなってもらいたいです。
吉沢陸