2017-09-19 1:17 PM
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レッスン時のマウスピース(マウスガード)着用のススメ
私どもは、レッスン中にマウスピースを着用することをお勧めしています。
会員の皆様もお気づきのことと思いますが、私はスパーリングをする訳でもないのにボクシ
ング、キックボクシング、総合格闘技、プロレスのレッスン時には必ずマウスピースを着用
しています。
それはちょっとしたお手本として動いた際でも歯を食いしばるので、噛みしめによる歯の擦
り減りを防ぐためです。
私は、子どもの頃から、それほど丁寧に歯を磨くタイプではありませんでしたが、虫歯とは
無縁でほとんど虫歯になったことがありませんでした。
それが30歳を越して、突然虫歯になりやすくなりました。
「年齢のせいか?」
と思いましたが、歯医者さんで調べてもらうと、
「歯に細かい傷がついているので、そこから虫歯菌が入りやすくなった可能性がある」
と言われました。
それまでは、スパーリングの時にしかマウスピースは着けていませんでした。
マススパーリング(軽いスパーリング)の際には付けたこともありませんでした。
そして医師からは
「運動するときはどんな時もマウスピースを着用した方がよい」
「寝ている時も歯を食いしばっている可能性があるので寝ている時も睡眠時用のマウスガードを付けた方がよいかもしれない」
とも言われました。
私は医師の言葉を信じて、運動時、寝ている間もマウスピースを着用することにしました。
その後、丁寧に歯を磨くようになったことは確かですが、それからというもの一切、虫歯に
なることがありません。
マウスピースは、格闘技のような体へ衝撃の強いスポーツはにおいて、口腔内を保護し、歯の擦り減りや削れを防いでくれます。
脳震盪、心臓震盪なども予防し、背筋力を高めてくれる働きもあります。
要は、しっかりと噛み締めることで、筋力も上がり、左右の筋肉バランスも整います。
結果、パフォーマンスの向上もつながります。
もう一度、マウスピースの効果をご説明します。
・歯、舌、唇、歯茎の外傷予防
・顎の関節保護
・脳震とうの予防・軽減
・噛みしめによる歯の磨り減り防止
・バッティング(相手の頭に歯が当たる)での不慮の事故防止
(自分だけでなく、相手に怪我をさせない)
BMC会員の皆様には、再度レッスン時のマウスピースの着用についてお考えいただければ幸いです。
吉沢陸