2019-10-09 10:00 AM
category|今日の健康情報
体温が1度下がるだけで免疫力もさがる 体温をあげるには筋肉量を増やすしかない
先日まで、暑い暑いと言ってクーラーをつけていましたが、
日に日に寒くなってきました。
このような季節の変わり目は、体調管理が大切になってきます。
急に寒くなってくるこの季節は、体温を下げない必要があります。
『体温が1度下がると免疫力は30%も下がる』
と言われていますが、なかなか自分の体温が下がっていることに気づいていない場合もあります。
ずばり、
“体温を下げにくくするためには筋肉量を増やす”
ことが必要があります。
体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。
血液の流れが良いと体内に入ってきた、ウイルスなどを退治してくれる働きが良くなります。
逆に体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、体内に菌やウィルス等の異物を発見しても、
素早く退治してくれなくなり、発病しやすくなります。
(※菌=自分の力で増殖することができる。ウイルス=人や動物の細胞の中に入らなければ増えることができない。)
あまり知られていませんが、
“健康な人でもがん細胞は1日に5000個もできています”
体温が下がり、免疫力が下がるとうことは、がんを発病しやすくさせる原因となる可能性もあります。
50年前の日本人の平均体温は36.89度あったそうです。
そして、現在の日本人の平均体温は36.20度と50年間から比べると約0.7度も低くなっています。
現代人が体温が下がった原因は、
“便利さの代償に活動量が減り筋肉量が減ったため”
です。
50年間と比べるとライフスタイルが、変わっているのは仕方ありませんが、
この事実を知って、運動を継続させ、筋肉量を増やすことが健康な現代人を増やすことになります。
BMCのレッスンの中に、筋トレを入れているのは、
基礎体力が技術を助けてくれる、カッコいい体になっていただくため、でもありますが、
会員の皆さんに、筋肉量を増やして、体温を下げにくい体になっていただきたいという想いもあります。
皆さん、日ごろから体を冷やさないようにし、筋肉をつけてくださいね。
吉沢陸