2017-12-19 12:20 PM
category|日記
武庫之荘の子どものお稽古 子どもの頃のスポーツ経験が大人になってからの仕事力を大きく左右する
私は子どもの頃は勉強に興味がなく、したところで、全く出来ない成績の悪い子どもでした。
中でも算数、数学等の計算は非常に苦手でした。
子どもの頃は、単なる言い訳ですが、
「自分は生まれつき数字が苦手なんだ。計算が苦手なんだ。」
と思っていました。
実際、子どもの頃は、数字を見るだけで気分が悪くなっていました。
でも、社会人になってからは数字が出てくることばかりでしたし、今は経営者でもありますから常に数字を意識しています。
私は社会人になって直ぐに気が付きました。
スポーツをしている時は練習中でも試合中でも物凄い量の計算をしていたことを。
練習するにも、必ず時間を意識します。
本番までに試合までに、試験までに何日あるのか?
1日どれくらいの時間を練習に使うことができるのか?
今日はあと何分練習することが出来るのか?
この時点でタイムマネジメントは非常に上手くなっています。
そして、相手の攻撃は、どういった確率で予想したところにくるのか?
相手の攻撃をリアクション的に、来てから反応すると間に合いません。
確立としてどう攻撃してくるのかを予め予測して動きます。
サッカーのPKやテニス、卓球のラリーにも言えることですよね。
これらのスポーツで養った数字の強さは社会人になってからも非常に役立ちます。
1つのプロジェクトに掛ける時間、与えられた予算内でやるべき仕事や時間の配分、市場調査から確率の高い場所に広告宣伝をうつ、先行投資した分の回収率、売り上げの計算、人件費の計算等々。
数学の計算とは違うじゃないかと言われそうですが、私自身、大人になってから試してみました。
子どもの頃に何度教えてもらっても理解出来なかった、方程式、因数分解がスラスラ解けるようになっていました。
「それは大人になってから思考力が上がったからじゃないの?」
という声もあると思います。
そうかもしれません、でも私は、子どもの頃に応用力があれば、算数、数学も得意だったと思います。
単にスポーツで養った数字感覚と計算能力を算数や数学に置き換えて応用させることが出来なかっただけです。
スポーツで養った数字感覚、計算能力は必ず学力、仕事力に関係があると信じています。
子どもの頃に苦手だったものは大人になてからも苦手であることの方が多いと思います。
でも、子どもの頃にスポーツをしていれば、応用力を身に着けた大人になったときに苦手なものが得意にすることが出来ます。
スポーツは子どもの能力を大きく成長させる。
スポーツは子どもが社会人になったときに活きてくるもの。
と声を大にしてお伝えしたいです。
吉沢陸