2018-01-16 8:48 AM
category|プロレス
プロレス教室 関西にプロレスごっこの輪を広げたい
私が物心ついた頃の夢は、プロレスラーになることでした。
そのために小さなころから武道、格闘技を学び、高校生になる頃には、ボディビルジムにも通っていました。
でも、そのころのプロレス団体の練習生募集規定には、身長がありました。
私は大きな方ではなかったので、その頃はプロレスラーになることを諦めてしまいました。
実際には身長が低くてもプロレスラーになれる方法もありましたし、身長を補う努力をすればなれたのですが…。
その頃の私は無知で「ああ無理なんだ」と簡単に諦めていました。
そして、キックボクシング、ボクシング、総合格闘技と格闘技にのめり込んでいきました。
その後、ボクシングのリングでイベントとして遊びでプロレスをすることはありましたがプロレスラーになろうという夢は忘れてしまっていました。
今、私は43歳ですが41歳の時に、「マスクド41(フォーティーワン)」という映画を見ました。
41歳のプロレスマニアの主人公がリストラ、離婚をきっかけにプロレス団体を立ち上げ、プロレスラーになるというお話です。
プロジェクトXのナレーションでも有名な俳優・田口トモロヲさんが、本格的な肉体改造により体重を13.5㎏増量し、代役なしでプロレス団体「FMW」の現役レスラー、ハヤブサ選手との試合をシーンをする姿に感動しました。
しかもこの時の、田口トモロヲさんは41歳を超していました。
この映画には松尾スズキさん、小日向文世さん、蒼井優さんなども出演されていました。
私は
「忙しい俳優さんがここまで肉体改造してプロレスが出来るのであれば、自分にも出来るはず!」
と思ったと同時に子どもの頃のプロレスラーになりたかったという夢を思い出しました。
直ぐにプロレス団体を立ち上げ、本物のプロレスラーの方にも教えを請い練習を始めました。
プロレスの練習をすればするほど、格闘技とは全くことなることばかりで、本当に体を鍛え、柔軟性がないと、技をかける側も技をかけられる側も大怪我をするということを痛感しました。
「プロレスラーは本当に凄い」
命を懸けて練習し、試合をしていることを知り
「これは敷居が高すぎる」
「自分たちがプロレスラーだと言うことは、本物のプロレスラーの方に失礼だ」
と思うようになりました。
そこで社会人の皆様に仕事に支障が起きないようにローカルルール、独自のルールを作りました。
そして“プロレス団体”ではなく“プロレスごっこ団体”というようにしました。
私達が目指しているのは誰でも気軽に楽しめるプロレス、誰もが夢のプロレスラーになれる、ということです。
独自ルールというはいろいろありますが、分かりやすいところでは、顔面への攻撃禁止、脳天から落とす技の禁止等です。
安全なプロレス技というものはありませんが、私達はプロレスごっこを真剣にしています。
プロレスごっこでも、ここまでのことが出来るんだというところをお見せしたいと考えています。
BMCのプロレス教室では、本物のプロレスラーも行っている練習内容を行っていただけます。
もちろん体力に応じて出来ることのみを行っていただいて結構です。
子どもの頃の夢がプロレスラーになることだった方、仕事以外に夢中になれることを探している方、どうせ運動するならフィットネスクラブなどではなくプロレスをしたいという方、是非BMCのプロレス教室にお越しください。
大人になった今、堂々とプロレスごっこが出来るのはBMCだけです。
尼崎に阪神間に社会人プロレスラー、アマチュアプロレスラーを増やすことが私達の夢です。
吉沢陸