2020-02-14 8:53 AM
category｜キックボクシング
格闘技、武道は筋力じゃないんですよね
BMC会員の皆様は、レッスンに参加していて既にお気づきのことと思いますが、
線の細い女性でも、もの凄い威力のパンチやキックを繰り出しています。
『格闘技、武道は筋力があれば強いのではありません』
もっと言うと、
「筋力があるからパワーを出せる訳ではありません」
筋力が強くても、パンチ力がない人はたくさんいますし、筋力があってもキック力がない人もたくさんいます。
要は体の使い方が最も大切です。
一度、アドバイスを受けて直ぐに出来るということは、ごく稀です。
でも、何年も同じアドバイスを受けても改善しないであれば、
それは、格闘技の技術練習をしているだけでは無理です。
運動神経を養う、運動能力を養う格闘技とは別のトレーニングは必要です。
私どもは、格闘技の技術はもちろん、運動能力を上げるトレーニング指導のプロでもあります。
単に筋トレをしているだけでは、運動能力は上がりません。
筋トレは単一部位の筋肉のみに意識を向けることが多いので、
運動能力が上がるどころか、逆にぎこちない動きになってしまう可能性があります。
人に何か言われることを嫌う人が増えています。
自分の好きなようにしたいと考える人が増えています。
拳での腕立て伏せ（拳立て）も何年もしているのに、脇を閉めずにやる人もいます。
運動神経が悪いんじゃないですよ。
お手本を見ていない、説明を聞いていないだけです。
（※特にキックボクシングクラスには、私がお手本をしたり説明している時に全く見ない聞いてないという人が年々増えています）
何事も、
“自分流でやるから上手くならない”
のです。
指導のプロがいるのですから、アドバイスを聞いた方が上達の近道ですよ。
と言いますか、自分流でするならジムに通う必要はありませんよね。
家にサンドバッグを買って練習していればいいだけですから。
吉沢陸
