BMCジュニアクラス必須マット運動
先日のジュニア空手のレッスンで、今後はこのマット運動を必須メニューとすること、
そして先日のうちにブログに動画をアップすることを生徒達に伝えましたが、動画の投稿が遅くなり申し訳ございません。
こちらの動画をBMCの全てのジュニアクラスの必須メニューとします。
子供体操教室に参加するメンバーは、難なくクリアしてくれることは間違いありませんが、
ジュニア空手メンバーの中には普通の前転、後転さえも出来ないメンバーが非常に多いです。
開脚前転も足をピンと伸ばすことが出来ません。
(これは膝裏の筋肉、膝下筋(しっかきん)、ハムストリングス(太ももの後ろの筋肉)の柔軟性が不足しているためです)
保護者の皆様にご自分が子供だった頃のことを思い出していただきたいです。
クラスに普通の前転が出来ない生徒がいたでしょうか?
ちょっとぽっちゃりした子どもでも出来ていたはずです。
厳しいことを申し上げますが、ハッキリと申し上げて、今、ジュニア空手(火曜、土曜日ともに)に参加するメンバーの運動能力は私の30年の運動指導経験の中で最も低いです。
(親御さんにレッスンに入っていただいていたことも過去に一度もありませんし、ジュニアキックボクシング、子ども体操教室の保護者の皆様にはレッスンに入っていただくようお願いしていません)
このレベルのマット運動が出来ないようであれば、武道・格闘技はもちろんスポーツに夢を持っても叶えることは難しいです。
と、言いますか学校体育についていくことは出来ず、中学に入って部活をしたとしても上達を楽しむことは出来ないかと思います。
とにかく保護者の皆様には、「うちの子には無理」「どうしてもできない」「練習しなさいと言ってもしてくれない」と仰らずに出来るまでやらせてあげてください。
親御さんが出来るようになる必要はありません。
お子様に運動名も覚えさせてあげてください。
(何年続けても空手の技も動きも覚えない生徒が非常に多いです)
できるようになればお子様の自信に繋がります。
他のスポーツをしたとしても、「自分は出来る」と思い何にでもチャレンジできる心を持てるはずです。
順番としては、
・前転(後ろに手をつかず、足を閉じてに立ち上がる)
・後転
・開脚前転(膝が曲がってはいけません)
・開脚後転(膝が曲がってはいけません)
・前転180度ターン(ターンの方向はどちらでも構いません)
・倒立前転(背中を床に打たないようにします)
・後転倒立(一瞬でよいので逆立ちで止まる瞬間が必要です)
・伸膝後転(「しんしつこうてん」常に膝を伸ばしている状態が正解です)
※伸膝前転というものありますが、私個人的には伸膝後転よりも難易度が高いと思っていることに加え、上記のものが出来れば後々自然に出来るようになるかと思いますので、先ずはこれだけで良いと思います。
私の指導経験上、マット運動が最も人の運動能力を開発してくれると感じています。
これは大人も子どもも違いはありません。
BMCの大人クラス、総合格闘技、プロレスでも同じようなことをウォーミングアップとして行っています。
また、柔術、レスリング等の寝技系格闘技では、必ず様々なマット運動をトレーニングとして行います。
ごく稀に「BMCジュニアはレベルが高い」と言われることがありますが、それは違います。
小学校や他の子供向けスクールの指導していることのレベルが低すぎるだけです。
できるようになる必要がないのであれば学校体育だけでよいはずです。
毎日「絶対に出来るようになる」と考え真剣に練習すれば2週間以内で出来るようになるはずです。
昔の子どもは、「競争したがる」「真似したがる」「大人がするような難しいことをしたがる」「認められたがる」ものでしたが、
今の時代の子ども達の多くは、この部分がない子どもが非常に多いように感じます。
小中学生時代の運動というだけでなく、このままの状態で子ども達が大人になって仕事を始めた時に、仕事に対してもこのように思わないのであれば、
生きづらく、思い通りの人生を歩むことが出来ないのではないでしょうか。
保護者の皆様ご協力の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
吉沢陸
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