2024-02-18 8:54 AM
category|空手
ジュニア空手メンバーについて
久しぶりにジュニア空手について書きます。
先日のジュニア空手のレッスン時に全く上達しない生徒に「帯上がる気ないやろ?」と聞いたところ「はい、ありません」と答えました。
そう答えた隣の生徒にも同じ質問「帯上げる気あるか?」と聞いたところ、即答で「ありません」と答えました。
「じゃあ何で続けてる?」と聞くと二人ともだんまり。
一週間経つと何も覚えていない生徒ばかりで、何を指導しても何年経っても覚えることがない。
話を聞くことが出来ない、聞いていたとしても話したことを2秒後には忘れる、毎週同じことを伝えているのに出来ない、構えも覚えない、拳の位置も覚えない(どこでパンチを打つか何年経っても覚えることが出来ない)、毎週している筋トレの名前を毎週忘れる、鏡やお手本を全く見ない、残って練習することなくレッスンが終われば逃げるように帰っていく、残って練習していても何のテーマもなくただやっているだけ、何年経っても腕立て伏せ、拳立てを1回すらできない、出来ないことがずっと出来ないままでも何とも思っていない、白帯ばかり、私の指導ではなくどこの誰か分からないYOUTUBE動画の空手の指導者の言うことを覚えている、「出来ていない」「間違っている」と伝えているにも関わらず「自分では出来ていると思っています」と答える生徒、自分は間違っていないと思っている生徒がほとんど、鏡で自分の動きを見ていても間違っていることに気が付かない、何年も同じことが出来ないのに「自分は毎日練習している」「自分は努力している」と思っている生徒たち、悔しい・出来なくて恥ずかしいという感情が全くない子ども達。
申し訳ありませんが、本当にお手上げです。
「強くなりたい」と言って入会して、組手(実戦練習)を始めたとたんに「痛いから辞める」「怖いから辞める」という生徒も多く、本当にやりずらい時代になりました。
武道を空手を何だと思って入会したのでしょう。
何故、子ども達は空手を続けているのでしょうか?
保護者の皆様は何を期待してBMCに通わせてくださっているのでしょうか?
毎回、ここまで向上心がないにも関わらずどうして空手を続けるのか理解に苦しみます。
ジュニア空手にお子様の通う保護者の皆様には、「習い事とは?」「何のために習い事をしているか?」「一所懸命やらないとどうなるか?」「一所懸命するとどうなるか?」「このまま続けているとどうなるか?」をご指導いただきたいです。
BMCのジュニア空手は、挨拶や返事を学ぶ礼儀・マナー教室ではありません。
空手道場です。
やってもやらなくてもいい、上達しなくてもいい、帯を上げる気がなくてもいい(進級しなくてもいい)、のであれば空手に限らず習い事をする必要はないと思います。
これ以上、やらないことを習慣化させることも毎週叱られるためだけに続けることも今の時代の子ども達にとってはプラスになるとは思えません。
今の時代の子ども達の特性として、私はグループレッスンでは無理な子どもの方が多いと感じています。
ジュニア空手メンバーには、個別指導(ジュニアパーソナルトレーニング)への移行もご検討いただきたいです。
やはりパーソナルトレーニングに通うお子様は、発達障害等のあるお子様でも確実に上達していっています。
私がここまで書くのはそれなりの覚悟あってのことです。
吉沢陸