2020-01-22 8:50 AM
category｜日記
未来の大人はどうなる？
私は、27年、運動指導の仕事をしています。
お子様への指導も同じ年数を続けていますが、年々子どもたちの考え方や感覚が変わっていくことを実感しています。
中でもコミュニケーション能力の欠如は非常に問題だと感じています。
10年前の小学生たちにはほとんどなかったことが、
今の時代の小学生たちにある特徴をご紹介致します。
（質問をされた際の反応）
・質問に対する答えを間違えていると指摘しても、何度も間違えである同じ答えばかりを言い続ける
繰り返し同じ質問をする
・近くで大きな声で話しかけているにも関わらず「もう一回言ってください」という返答で聞いていない
・2秒後には聞いたことを忘れる
・1つの質問なら答えることが出来るが、同時に２つの質問をすると答えることができない
・考えているようで実は頭の中が真っ白になっていて、何を聞かれていたかを思い出すことができない
・相手には聞こえない声で答える
・黙っているので、「どうして黙っているの？」と聞くと、「何て言っていいか考えていました」と答える
・黙っているので、「どうして黙っているの？」と聞くと、「今から答えることが合っているのか、間違えているか考えていました」と答える
・質問する相手をいくら待たせても何とも思わない
・沈黙はいくらでも平気
・「この質問に答えることができないことをどう思う」といいう質問の答えは、「答えられてないと思います」と返答
※実際には、悔しい、答えることが出来るようになりたいという返答を期待して質問しています
いかがでしょうか？
お店に食事に行っても家族全員がスマホを見ていて会話がない。
ベビーカーを押しているお母さんが子供が泣いていても無視してスマホを見ている。
という状態をよく見かけます。
大人がこれでは、人に関心を持たない子供になっていくのは当然でないでしょうか？
これは小学生だけではありません。
大人にも増えてきています。
「今どきの子供」
がいけないのではなく、
『今の時代の何かが間違っている』
のではないでしょうか。
私たちに何が出来るのか？
いつも考えさせられます。
吉沢陸
