尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

空手

2022-01-30 9:40 AM

category|キックボクシング,空手

大人vsジュニアメンバー組手

動画は先々週の全てのレッスン終了後のスタジオです。
残って練習していたジュニアメンバーが大人会員の方に組手を申し込んでいました。
アップするのを忘れていました…。
動画の2人は先日も大人会員の方に組手を申し込んでいました。
(昨日は私も細かい動きを直接見たかったので撮影しませんでした)
先日のジュニア空手のレッスンで、動画の2人に白帯の組手の相手をしてもらっていましたが、一人が水分補給の休憩をしたいと言うので、
(二人は休憩なしで連続して組手をしていました)
「じゃあ先生が組手の相手をします。先生と組手する人?」
と言って私が入っても手を挙げて立ち上がって来たのは水色帯の女の子一人だけ。
(しかも我先にと直ぐに手を挙げました)
「白帯の男たちよ、女の子が先生と組手するといっているのを見ても何にも思わないのか?」
「もう一回聞く。先生と組手する者」
と言っても誰も手を挙げることはありませんでした。
女の子がチャレンジすることを自分はできない、しないということを恥ずかしいとも悔しいとも思わないのでしょうね。
結局私は水色帯の女の子と組手しました。
これからも益々土曜日のメンバーの技術レベルは二極化していくことは間違いありません。
組手をする者を手放しに誉めている訳ではありません。
なにせ何カ月もの間、一人を除いて誰も昇段試験を受けようともしません。
怖いのは今弱いことじゃありません。
立ち向かう勇気を持つことが出来ないことです。
私との組手を避ける者に上達はありません。
これは私が30年子どもの指導を続けて来て紛れもない事実です。
強くなる奴はもっと強くなれ。
勇気の出来ない奴は先ずは勇気を出せ。
出せないんじゃない。
出さないだけだって。
人に出来て自分に出来ないことなんてありません。
吉沢陸

 

ボクシング&スポーツジムBMCのジュニア空手の体験予約はこちら
ボクシング&スポーツジムBMCのジュニアキックボクシングの体験予約はこちら
ボクシング&スポーツジムBMCのボクシングの体験予約はこちら
ボクシング&スポーツジムBMCのキックボクシンングの体験予約はこちら

2022-01-26 9:01 AM

category|空手

やっぱり思考力とコミュニケーション能力、傾聴力

動画は先週の土曜日のBMCのジュニア空手の組手です。
先週は白帯メンバーに基礎体力作りのトレーニングが終わったら、敢えて自主練をするように指示しました。
これは「この練習をする」と言っても話を聞くことができない、お手本を見ない、全く集中することが出来ないメンバーが多いのでミット打ち練習などができないため、自主練をしなさいと伝えた時に何をするのか見てみたかったためです。
「筋トレが終わったら自主練するように」と伝えた瞬間、「次何やるんですか?」と聞いてきた生徒が2人、再度伝えても全員がボーっと突っ立ているだけ。
(筋トレのスピードが遅くて全然終わっていない生徒も複数)
5分程経ってからようやく1人が動き出したと思ったら、既に基礎体力トレーニングでやったカエルの高立ちをやりだす。
私が「ここでしか出来ない練習をするように」「鏡を見て一人でする練習とサンドバッグ以外で仲間とする練習のみ」と伝えてもさらに5分以上全員がボーっとして何もしない状態。
ようやく一人が「他の生徒に約束組手の練習しよ」と声を掛けても声を掛けられた方は無視。
私が「ここに何しに来てる。考えなさい、早く練習しなさい」と叱り、あと2~3分でレッスンが終わるとこいう頃にようやく約束組手やミット練習を始める。
これが先週の土曜日の白帯メンバーの練習でした。
ミット打ちなどの際に私が「左足前で右のミドルキックの練習」と言っても話を聞いておらず、前蹴りを始めたり左ミドルキックの練習を始める生徒が非常に多いです。
聞いてなかった時や分からない時には、質問することなく好き勝手なことをしますが、自分で考えて自主練ということは一切できないことがよく分かりました。
これでは家で自主練するのは無理ですし、したとしても間違った動きに磨きをかけるだけです。
再度、土曜日の白帯メンバーへの練習内容を変えます。
学力があっても思考力とコミュニケーション能力がなければ、何をしても上手くいかないと思います。
何のプレッシャーのない家や学校、友達といる時に話すことが出来るのは当たり前です。
「学校では問題ないんです」「ここだけこうなんです」とお考えいただかないようにお願い致します。
苦手なことがある場所、自信を持つことができない場所でもしっかりできなくては、今の状態で生きることが出来る所でしか生きていくことが出来ません。
ジムに来た時は入館チェック表に名前と入館時間を書いてもらっていますが、書く欄がないと直ぐに「先生、書くところがありません」と言ってきます。
(こういう質問はできるんですね)
紙をめくれば下に新しい用紙がありますし、入館チェック表はバインダーに挟んで2セット準備しているので、もう1つのチェック表に書けばよいだけなのですが、多くの生徒がそのことを自分で考えることが出来ません。
「考えてごらん、直ぐに答え見つかるから」と伝えても紙を見つめるだけ、後ろにチェック表を書くために仲間が並んでいても気づかない。
日頃から何でも周りの人たちに答えを直ぐに教えてもらっているのか理由は分かりませんが、とにかく自分で考えることが出来ない生徒が多いです。
正直申し上げてこの状況で組手をしてもほとんど意味がないと考えていますが、「自分が何も出来ていない」ということ「強くなりたい」という気持ちを育むには一番良いのが組手だと思い組手をしてもらいましたが、ジュニア空手メンバーの保護者の皆様には、お子様の思考力、コミュニケーション能力、傾聴力、集中力について再度お考えいただければ幸いです。
週に1回の60分では、お子様たちの能力を上げるにはまだまだ時間がかかりそうです。
今回も厳しい内容をお書きしましたが、以上、先週土曜日のジュニア空手のレッスンをご報告申し上げます。
今後とも宜しくお願い致します。
吉沢陸

 

 

 

ボクシング&スポーツジムBMCのジュニア空手の体験予約はこちら

2022-01-13 8:36 AM

category|キックボクシング,空手

やはり残って練習する生徒は上達のスピードが違います

動画は先週の土曜日の全てのレッスンが終わった後のスタジオです。
ジュニア空手のメンバーが残って組手の練習をしていました。
やはり残って練習する生徒は上達のスピードが違います。
中でも強い大人会員さんに組手の相手をお願いする生徒は更に上達が早いです。
今年はジュニア空手メンバーには、帯を上げることを重要視してもらいます。
火曜日メンバーに目標を聞いても、白帯は全員「後ろ回し蹴りが出来るようになる」と言っただけで、帯を上げたいと行った生徒はいませんでした。
(今年は帯を上げることを目標にして欲しいと話した後にも関わらずです)
土曜日ジュニア空手メンバーも昇段試験を自己申告制にしてから、去年昇段試験を受けた生徒は僅か4名、受けたいと言ってきたものの採点するまでに至らない構えすら出来ていない生徒が3名。
…まあ昇段試験を受けたいと言ってくるだけ良いのかもしれません。
今の時代はうちのように厳しい道場に通っているだけで褒めてあげなくてはいけない時代なのかもしれません。
(指導者が見つかれば、そのような昇段試験のない白帯でいれるクラスを作ります)
でも、帯を上げることに興味がない、あっても言うことが出来ない・しないのであれば、習い事の意味がないと思ってしまいます。
よく保護者の皆様がお子様をかばって「先生のことを怖がって…」「先生の前だと緊張して…」と仰いますが、
正直申し上げて、この言葉は使っていただきたくありません。
特に子供の前で言うと、子ども達は、「良い言い訳を聞いた」と思っていると思います。
「自分は怖がっているからできないんだ」「先生が怖いせいで出来ないだけで自分は悪くない」「出来ない時はそう言えばいんだ」と。
怖いから何なの?緊張するから何?集中力がないとか、話を聞くことが出来ないとか、返事が出来ないとか、声が小さいとか、一所懸命出来ないということ何の関係があるのでしょうか。
関係のある子どもいるかもしれませんが、会社でも覚えの悪い、ミスの多い部下や同僚に対して「会社にまだ慣れてなくて…」「先輩のことを怖がっていて…」「上司の前だと緊張して…」と言っていつまでも生産性の上がらないスタッフに対して、いつまでも寛容にしているのでしょうか。
怖い時に意識が飛ぶのであれば、車に轢かれそうになった時などに逃げることも出来ず、そのまま轢かれてしまいます。
怖いときこそ、緊張状態にこそ意識を明瞭にする必要があるのではないでしょうか。
私の空手の師匠は今の私の100倍以上怖かったです。
言葉遣いも、体の大きさも技術の凄さも破壊力も。
大人の道場生たちも私の先生と話す時は、ビクビクされていました。
私も先生の攻撃で3度骨折して、怖くてたまりませんでしたが、それよりも強くなりたい気持ちが勝っていたので、毎日質問していました。
私も今年で子どもの運動指導歴30年目に入りました。
今までに何千人という子ども達を指導してきて、同じ数の保護者の方達を見てきました。
大変失礼な書き方になりますが、
「まだ〇歳なんで…」
と仰る保護者様のお子様でどんどん伸びていく生徒を見たことがありません。
22~27歳の大人会員さんで、何を言っているのか分からない、全く話を聞くことが出来ない、お手本を見ることが出来ない会員さん、ちょっと注意すると翌日に退会しにくる会員さんもいます。
その方たちは、「まだ小学生だから…」「そのうち出来ると思うよ」「できたらいいね」と言われて育てられてきたのではないでしょうか。
BMCジュニアクラスに通うメンバーには、学校の基準などを度外視して、どんどん成長してもらいたいです。
吉沢陸

 

 

ボクシング&スポーツジムBMCのジュニア空手の体験予約はこちら
ボクシング&スポーツジムBMCのジュニアキックボクシングの体験予約はこちら
ボクシング&スポーツジムBMCのボクシングの体験予約はこちら
ボクシング&スポーツジムBMCのキックボクシンングの体験予約はこちら