2022-08-26 7:59 AM
category|プロレス
プロレスラーは超人であって欲しいです
動画は今週の火曜日のBMCのプロレス教室です。
BMCのプロレス教室は、本気でプロレスラーを目指す人はもちろん、気軽に運動としてプロレスを楽しみたい人も大歓迎です。
本気でプロレスラーを目指す方には、
『プロレスラーは超人でないといけない』
と思っていていただきたいです。
私は物心ついた時から、プロレスラーに憧れていました。
近所にプロレスを習うことが出来るところがなかったため、空手を始めました。
私が子供の頃のプロレスラーは、周りには絶対にいないほど大きく、信じられないくらいの筋肉で普通の人が出来ないようなことを巨体にも関わらず軽々とやってのけていました。
それが、最近では小さくても、鍛えていなくても普通の人がプロレスラーになれる時代になりました。
そのお陰で私のように身長の低い者でもプロレスラーになることができたのですが、本当に片手間にプロレスをする人が増えてしまいました。
プロレスラーになるという夢を持った人たちの夢を叶えることが出来るようになったことは非常に良いことだと思いますが、
このことで、「プロレスラーは凄い」「プロレスラーは化け物的強さ」とは思ってもらえなくなってしまったと思います。
思ってもらえるのは、超メジャー団体のプロレスラーだけです。
私たちが、わざわざ“アマチュアプロレス団体”“プロレスごっこ”と言っているのは、そのごく少数の本物(化け物プロレスラー)の方達をリスペクトして、
私たちのしているプロレスは、命を懸けているものではなく、あくまでも社会人、アマチュアのものであると思っているためです。
BMCに通うプロレスメンバーの皆さんにはもちろん、多くのインディプロレス団体、社会人プロレス団体のプロレスラーの皆様には、
たとえアマチュアプロレスラーであっても「自分は超人なんだ」「プロレスラーは超人なんだ」という気持ちを持っていただきたいです。
あまりに技術がなく貧相な体、鍛えていないたるんだ体の社会人プロレスラーが多すぎます。
素晴らしいアマチュアプロレス団体もありますが、普通の人が出来るようなことをして、お客様から観戦費をいただくんじゃないよ、と思ってしまう団体もあります。
これではプロレスの社会的地位が益々下がっていく一方です。
私たちは、社会人プロレス団体、アマチュアプロレス団体、プロレスごっこ団体ですが、しっかりとした技術を持った者、鍛えた者しかデビューはさせません。
私もまだまだですので、もっと鍛えます。
メンバーの皆さんも是非、私と同じ意識でいていただきたいです。
俺たちは超人だぜ。
普通とは違うんだぜ。
マスク・ド・ガサキ(吉沢陸)