尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2021-05-12 1:36 PM

category|キックボクシング,空手

GW前のジュニア空手、ジュニキックボクシングメンバーへの宿題

GW休館前にジュニア空手、ジュニキックボクシングメンバーに宿題を出しました。
左ハイキック~右後ろ回し蹴りです。
GW休館が明けて、先日で木曜日ジュニキックボクシング、土曜日ジュニア空手、火曜日ジュニア空手全てのレッスンがありましたが、ダントツ上達していたのは、木曜日のジュニキックボクシングのメンバーでした。
他の曜日のメンバーも練習をしてくれていたとは思います。
でも、甘いです。
ある生徒に「1日何回練習した?」と聞くと「10回しました」との返答がありました。
10回でも翌日にはかなり上達していたのであれば、そのまま10回の練習でも良いと思いますが、
2日、3日と続けて全く上達していないと感じたのであれば、次の日から30回、40回に練習回数を増やすという考えに至らないことに自主練の問題があると感じました。
また、「先生見てください」と言うので見てみると全く上達していない生徒がいて、私が「どうして見てもらいたかったの?」と聞くと、「出来ているか見てもらいたかったので」という答えが返ってきました。
確かに後ろ回し蹴りは自分でどのように動いているか分かりにくいかもしれませんが、ハイキックも顔の高さに上がっておらず、回っている間にフラフラして構えに戻ることも出来ていないにも関わらず、出来ているかみてもらいたいという気持ちになったことが不思議でした。
私はてっきり上手くなったので見てもらいたいと思ったのかと思っていました。
「自分では出来ていると思った?」という質問には「いいえ」、「100点満点中何点?」という質問には「50点」、「どこが出来ていないと思う」という質問には「できてません」という返答以外に答えが返ってきませんでした。
ここにも指導のヒントが隠されていると思います。
私がよく言う「己を知る」ということですが、今の時代の子ども達は現実を見ようとしないことに加え、出来ていなくても出来ていると感じたり、出来なくてもいいという考え方があると感じています。
通常レッスンのグループレッスンでは難しいですが、可能な限り動画を撮影して本人たちに見せたいと思います。
ジュニアクラスにご参加いただいているお子様の保護者の皆様には、ご自宅でもお時間があればお子様たちの動きを撮影して本人に見せるということをしていただければ幸いです。
私たちが子供の頃にはビデオなどありませんでした。
今では上達を加速させることが出来る便利なツールがたくさんあります。
本来は私たちが子供の頃より上達が早くないとおかしいと思います。
学校関係者の方には大変失礼な書き方ですが、学力、運動能力、コミュニケーション能力、これらを上げるためにはもはや学校に任せている場合ではないと思います。
私たちが子供の頃は、皆、入門したての頃には、後ろ回し蹴りが出来るようになりたくてしかたなくて、暇さえあればクルクル回っていました。
そしてほとんどの子ども達が1カ月もしないうちに出来るようになっていました。
引き続き、後ろ回し蹴りの指導を続けたいと思います。
吉沢陸

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