2022-04-24 8:53 AM
category|空手
何度言っても伝わりません
先日は、ジュニア空手の昇段試験でした。
合格者はゼロ。
当然です。
私の言うことを全くしません。
昇段試験は、ペアでミット打ちする内容もあるので、毎週
「早く来たなら仲間と一緒に練習しなさい」
と言っていますが、先日もほとんどの生徒が鏡を見てシャドーボクシング的なフォームチェック練習をしているだけ。
「レッスンが始まるまでに、3つのトレーニング(斜め懸垂、チューブ引き、バトルロープ)をするように」
と言っても、私やスタッフが声掛けするまで、何もしようとしない生徒がほとんど。
「昇段試験が終わった後に何が良くなかったのか質問に来るように」
と言っても先日も誰一人質問に来ませんでした。
これでは、帯が上がるどころか、強くなることはありません。
ほとんどの生徒が一週間経つと、私の言っていることを忘れるのでノートに書くように指導していますが、そのノートを見ることがないのか、
1人の生徒に何年も同じことを言い続けるというのが実情です。
白帯の生徒は、昇段試験を受けたいとも言ってきません。
大人も子どもも、手取り足取り指導の時代になっていることは分かっていますが、
自主性なくして強くなることはありません。
強さは自分の力で勝ち取るものです。
ジュニア空手に通うメンバーの保護者の皆様には、耳の痛い内容を書いていますが、この現状を受け止めていただき、日頃からお子様にご指導いただく協力をお願い致します。
吉沢陸