2024-12-22 8:09 AM
category|今日の健康情報
降圧剤は根本的解決になりません
寒さが厳しくなってきてメディアで「ヒートショック」のことをが取り上げられているところをよく見かけます。
ヒートショックとは、急激な温度の変化によって血圧が上下に大きく変動することで、身体に悪影響を及ぼす健康被害です。
よく高齢者がお風呂の中や脱衣所などの寒暖差で倒れてしまうあれです。
私の周りには血圧を下げる降圧剤を飲んでいる人が多いです。
でも、降圧剤が何故血圧を下げるのか?
降圧剤にも副作用があることをご存じでしょうか?
「降圧剤飲んでるから大丈夫」
と言っている人に以下のことを話しますが、聞く耳を持ってくださらない方が非常に多いです。
先ず、降圧剤が何故、血圧を下げてくれるかと言うと、
・利尿を促すことで循環血液量を減らし、末梢での血管抵抗を低下させる
・血管を収縮させるカルシウムの筋肉への流入を抑制して血管を拡張させる
・心臓の拍動数を抑制することで心臓の負担を軽減させる(これ一番体に良くないと思います)
・交感神経の働きを抑えることで血管を拡張させる
などになります。
どうであれ、体にとって不自然なことが良い訳がありません。
薬には何でも副作用があります。
もちろん、降圧剤にもあります。
長期的に飲み続けるとがんや認知症のリスクが高まる可能性があると言われています。
皆さんこのことをご存じなようでしょうか?
降圧剤の副作用には、次のようなものがあります。
・めまい、ふらつき
・ほてり
・頭痛・頭重
・動悸
・倦怠感
・貧血
・発疹・そう痒
・蕁麻疹
・光線過敏症
・歯肉肥厚、歯肉炎
いかがでしょうか?
皆さんの周りには、降圧剤を飲んでいる方はいらっしゃいませんでしょうか?
降圧剤さえ飲んでいれば血圧の数値なんて問題ないと思っている人はいませんでしょうか?
血圧を下げる方法は、塩分を抑える、GABAやカリウム、DHAを摂る、飲酒や喫煙を減らすと様々ですが、やっぱり一番は定期的に適度な運動をすることが最も重要です。
BMC会員の皆様には、強くなる、理想の体になるだけでなく、健康意識も高くなっていただきたいと思っています。
健康でないと何もできませんから。
最近、健康情報をあまり書いていませんでしたので、最低でも月に1回は書きたいと思います。
吉沢陸