2020-02-11 12:41 PM
category｜日記
スポーツに最も必要なことは、自分の体を思い通りに動かす能力
27年運動指導をしていて、痛感するのが、
“大人も子どもも運動能力の低い人が増えた”
ということです。
スポーツに必要なのは、根性でも忍耐力でもありません。
『自分の体を思い通りに動かす能力』
です。
この感覚がなければ、同じ競技を続けていても改善することは出来ません。
体が思い通りに動かなければ、いくら反復練習をしても上達することはありません。
思い通り自分の体を動かす能力を手に入れるためには、やっているスポーツの練習以外にトレーニングが必要になります。
BMCで言えば、ジュニアクラスで言えば、子ども体操教室で行っている、マット運動や跳び箱、鉄棒です。
大人クラスで言うと、総合格闘技やプロレス教室のウォーミングアップのマット運動です。
何度同じアドバイスを受けても上達しない、癖がなおらない、という方で真剣に上達したいのであれば、
今受講しているクラス以外の上記のクラスにご参加ください。
その競技が好きかどうかではなく、運動能力を上げるために参加する必要があります。
私も、古武術やフィリピン武術を始めたのは、キックボクシングで強くなるために、いろんな体の動かし方や考え方を知るためでした。
事実、私は古武術やフィリピン武術を学んだあとの方がキックボクシングの技術が上がりました。
そして、その後は、何をしても人より上達が早くなりました。
「いろいろやると、どれも身につかない」
という考え方は間違えすぎです。
『いろいろやるから何をしても上達が早い』
のです。
固定概念を持った瞬間にその人の成長は止まります。
吉沢陸
