2024-01-15 8:15 AM
category|日記
ジュニアメンバーにエメットの法則を知ってもらいたいです
BMCジュニアクラスの永遠のテーマは、「今すぐやる」「出来るまでやる」です。
しかしながら、BMCの多くのジュニアメンバーが、「先延ばし」の癖があるように感じます。
事実、何年も同じことが出来ないままでへっちゃらな生徒が非常に多いです。
学校の成績に関係あるものだけを努力し、そうでないものには一切、努力しない、という生徒が多いと感じています。
BMCでは、全く何も出来ない、一切上達していない生徒でも通知簿の体育の成績は「よくできる」「◎」だそうです。
学校は出来ることしかさせません、落ちこぼれを作らないようにしています、自己肯定感を低くしないようにしています、出来ても出来なくてもいいという教育です、出来ないことがあっても次の学年に上がることができ、降格することもありません。
学校の成績はアテになりませんし、学校の成績が良いことなんて当たり前だと思うべきだと思います。
BMCのジュニアメンバーに是非、エメットの法則を知ってもらいたいです。
エメットの法則とは、
「何事も先延ばしにすると、直ぐにするよりも何倍も多くの時間とエネルギーを消耗する」
というものです。
子どもだけではありませんよね。
政治家なども先延ばし、先送りの天才だと思っています。
多くの大人達も、今やるべきこと、直ぐに解決、改善すればいいものを後回しにします。
そして、後回しにすればするほど、その課題や問題は大きくなり、それを解決するのにかかる労力はどんどん増していき、その内に忘れてしまったり、手をつける気が起こらなくなる、という悪循環に陥ります。
スポーツの練習でいうと良い練習が出来たにも関わらず、次の練習を直ぐに行わずに何日も空いてから練習すると、せっかく良い練習が出来た時の感覚を忘れてしまいます。
いざ練習を始めたときには、「あれ?どうするんだっけ?」「おかしいな前は出来たのに」「何故か下手になってる」という状態になります。
そして、また以前の良い練習が出来るまで一からやり直しになります。
翌日に練習していれば、第二ステップから進めることが出来たのに。
私がアマチュアの頃は、試合後は、試合のダメージがあるにも関わらず、先輩も後輩も皆、ジムに戻り反省とともに練習を必ずしていました。
体が覚えている間に練習したくて仕方なかったのだと思います。
エメットの法則は、もちろん勉強にも当てはまります。
授業やテキストで学んだことを家に帰って直ぐ、または翌日直ぐに復習すれば、スムーズに記憶できるはずです。
しかし、復習を何日も先延ばしにしていると、せっかく得た知識や、ノートに書いたメモの意味などがわからなくなるので、ゼロから学ぶのと同じくらい労力がかかってしまいます。
復習をしないというのは論外です。
ようするにBMCのジュニアクラスのテーマである「今すぐやる」ということと全く同じなのですが、
『何故、今すぐにしないといけないのか?』
をこのエメットの法則の説明を聞けば、もっと腑に落ちて実行するようになるのではないでしょうか。
先延ばしにする人ばかりなのですから、今すぐやる癖がつけば簡単に勝つことも成功することも出来るのではないでしょうか。
吉沢陸