BMCでは、アコースティックギターの指導も行っています。
私の知っている人にこんな方がいらっしゃいます。
発達障害に学習障害、アスペルガー症候群もあり、子どもの頃から不登校で「いつも一人ぼっちだ」と口癖のように言っていた人がいます。
その方は、高校生の頃にアコースティックギターを始めました。
高校卒業後に働くことが出来ず就労訓練の施設に通っていましたが、相変わらず「一人ぼっちだ」と言っていたそうです。
遊ぶ相手もいなく、アルバイトもしていないので時間だけは膨大にあります。
そこでその方は、アコースティックギターの練習に没頭しました。
みるみるうちに上達し、今ではライブアプリで弾き語りを配信し、ファンが付き、投げ銭でお金を稼ぐことが出来るようになったとのことです。
私の先輩でプロのギタリストでライブハウスオーナーの方がよく言っていることがあります。
「ギタリストは学生時代に友達がいなくて、ギターしかやることなくて、皆が遊んでいる時間に練習をしてたから結果一流になった人が多い」
と。
私も、子どもの頃から「アホたくさんとつるむくらいであれば一人ぼっちの方がマシ」と言っていました。
よくよく考えると私も学生時代は、武道・武術・格闘技の練習とアルバイトしかしてなかったと思います。
一人ぼっちって悪いことではないと思います。
障害は単なる特性でしかありませんし、たまたま生まれた年が同じ子供たちと無理やり同級生だからとひとくくりにされて、話の合う人と巡り合うことの方が奇跡だと思います。
一人ぼっちだと思っている人は、音楽、楽器をしてみてはいかがでしょうか。
周りの皆が、意味のない時間を過ごしている間に、自分の好きに磨きをかければいい。
音楽や楽器は、自分が言葉に出来ない感情を表現してくれます。
学校以外の広い世界には必ず、自分に共感共鳴してくれる人たちがたくさんいます。
今、私がアコースティックギターの指導をさせていただいている人の中に発達障害のある方はいませんが、今後は障害のある方にも指導することができればいいなと思っています。
一人ぼっちの人ほど音楽をした方がいい。
吉沢陸
ボクシング&スポーツジムBMCのYOUTUBEチャンネルはこちら
BMCのギター専門ホームページはこちら
BMCのウクレレ専門ホームページはこちら