2020-09-19 2:49 PM
category|フィリピン武術,フィリピン武術 カリ アーニス シラット
尼崎にカリを広めたいです
私が、フィリピン武術のカリに出会ったのは、18歳の頃です。
それまでは、空手、キックボクシング、ボクシングと打撃系格闘技しかしていませんでしたので、
武器術に興味を持ったことがなっかたのですが、何度も勧められたので、
「とりあえず1回だけ練習に参加してみよう」
と思い参加しました。
初めてカリを学んだ時の感想は、
「こんな難しいこと出来なくてもいい」
でした。
基本練習にすらついていくことが出来ず、
「1回だけでいいや」
と思っていましたが、その後も執拗に誘わるので、練習に参加していたところ、
自分の中で、何かが変わってことに気づきました。
それは、キックボクシング、ボクシング、空手をする時の角度と距離の感覚が変わったことでした。
武器術は、1回でも攻撃が当たるとその場で戦いは終了します。
軽くかすっただけでも痛くて動くことも出来ませんから。
それまで私がしていた武道・格闘技は、攻撃を受けても、効いていなければ、戦いは継続しました。
パンチをもらうことを想定して首を鍛え、ボディへの攻撃が来ることを想定して腹筋を鍛えていましたが、
武器術だといくら鍛えたところで、1発攻撃をもらうだけで終了です。
ここから、ボクシングやキックボクシング空手でも、
『攻撃をもらうことなく、一方的に攻撃を当てる技術を身に付けよう』
と考えるようになりました。
そうすると、今まで見えてこなかった、角度や距離のことが理解出来るようになり、
スリッピングやウィービングも飛躍的に上達しました。
それだけでなく、新たに別の武道・格闘技を始めても、直ぐにその真似することが出来るようになりました。
動画は、一刀流ですが、カリには、二刀流、素手、刀、槍、盾の技術もあります。
そして、様々な武器術にも興味を持つようになり、日本の古武術も学ぶことになりました。
フィリピン武術のカリを本格的に学ぶことが出来るジムは、日本にそれほどありません。
BMC会員の皆様には、是非、このフィリピン武術カリの魅力に触れていただきたいです。
そして、尼崎にもっとフィリピン武術カリを広めていきたいです。
吉沢陸