皆、もっとすればいいのに
動画は2週前の火曜日のBMCのジュニア空手のレッスン後のスタジオの様子です。
私が子供の頃は組手が強くなりたくてしかたなくて、組手をしたくてしかたなくて、
同じ子どもクラスの帯上の先輩はもちろん、師範、師範代、大人会員の方達に片っ端から
「組手をしてください」
とお願いしていました。
これは私が優れているという自慢ではなくて、道場自体がそういう文化で生徒は私以外も皆同様でした。
(流石に館長には怖すぎて自分からお願いすることは出来ませんでしたが…)
ジュニア空手のメンバーにレッスン中で行う組手で「自分より強い相手を選んで組手するように」といくら言っても自分より格下、年下、同じレベルの仲間とばかり組手をする生徒がほとんどです。
自分より強い相手とするのが怖いのか(無茶苦茶手加減してもらえるにも関わらず)、誰が強いのかが分からないのか、全く分かりません。
先日の昇段試験も無茶苦茶でした。(詳細はまた追ってこちらのブログでご報告します)
先日も「行ってきます」と家を出て、欠席の連絡もなしに練習をサボった生徒がいました。(親御さんがジムに来られて発覚しました)
行きたくない理由は「痛いから嫌」だそうです。
空手を何だと思ってるのか?
痛いのが好きな人などいません。
私だって痛いのは嫌です。
痛いのが嫌だから練習するのにちょっと何を言っているのか分かりません。
アニメなのか漫画なのかゲームなのか分かりませんが、生徒達は何かを見て強くなることに憧れを持っていると思います。
でも、その強いキャラクター達が厳しい修行をして強くなるというシーンも見ているはずです。
どうして自分は楽して強くなる、痛い思いをしないで強くなれると考えるのか分かりませんが、これは日頃からぬるい、緩い世界で生きているからだと思っています。
弱いから空手をしてるのですから、強くなるのに必要なことをしようと思ってもらいたいです。
もし、やらないのであれば、強さに憧れなど持つことも諦めるべきです。
これをしなさいということは全て伝えています。
私に言われた通りに大人の人や帯上の先輩と組手をしようとする生徒は強くなりたくて仕方ないのでしょうね。
確実に強くなります。
強くなりたいけどやらない。ということはありえません。
やりたくない人は強くなりたくないんです。
弱い自分を変えたくないんです。弱い自分が好きなんです。
行動する勇気がない、変える勇気がない、そんなの嘘です。
教育専門家の中には、子どもにどれだけお金が掛かっていることを伝えるのはダメと言う方もいらっしゃいますが、
私は、会費分のお金をお父さんやお母さんが稼ぐのにどれだけの時間や労力が掛かっているのかを伝えた方がよいと思っています。
嘘をついてサボるなど、親が汗水たらして稼いできたお金を破って捨てるのと同じ行為です。
BMCには、強くなれる環境がふんだんにあるのですから皆にもっと強さを求めてもらいたいです。
吉沢陸
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