2023-08-02 8:36 AM
category|空手
昇段試験を受けない生徒たちの心理
BMCのジュニア空手は、毎月昇段試験を受けることが出来ます。
にも関わらず何年も在籍しているにも関わらず、一度も昇段試験を受けない生徒達がいます。
昇段試験を受けない理由を聞くと
「自分で受けないと決めている」
「自信がないから」
「・・・(何も答えない)」
という答えと反応です。
志道会でBMCで一体、何を学んでいるのでしょうか?
一体、何故、空手を続けているのでしょう?
保護者の皆様はどのようにお考えなのでしょうか?
ハッキリと申し上げて、昇段試験を受けないから上達がありません。
昇段試験を受けなければ落ちることもないので失敗したことにならないと考えているのか?
出来ないことがずっと出来ないまま、後から入会した年下達が帯が上がっていこうが本当に何にも感じていないのか?
昇段試験を受けないジュニア空手の生徒たちの心理を毎日考えますが、一向に理解できません。
何年も空手を続けているのに白帯のままだということは友達に話すことも出来ないはずです。
(今の時代の子ども達は、白帯のままで恥ずかしいという気持ちもなく友達に話すことが出来るのかもしれません)
志道会ジュニア空手には、白帯を含めて9つの帯があります。
先週の土曜日の昇段試験で紫帯に合格した生徒がいましたが、他は全員が白帯。
毎月書いている目標も「三点倒立ができるようになる」と空手の技術的なことを一切書かない生徒達が多く、書いたとしても「構えが出来るようになる」と非常にレベルの低い内容ばかりです。
構えを覚えないなど、ご飯を食べるのに何年経ってもお箸の使い方を覚えないのと同じです。
大変失礼な書き方ですが、この異常事態と言える状況を何とか打破したいです。
保護者の皆様にもお子様の自宅での練習のチェックのご協力をお願い致します。
昔は週に1回しか通っていないにも関わらず黒帯になる生徒もいました。
今や週に1回60分の練習で上達できる子どもはいないのかもしれません。
私も指導方法と練習方法を考え直します。
吉沢陸